WMAとSD-Audioに対応していることが特徴。
WMAに対応しているため、「MTPモード」でパソコンとUSB通信ケーブルで接続し、Windows Media Player 10/11やNapsterからポータブルデバイス(SH903i)宛てに曲データをコピーすることで、音楽データを持ち出せる。 WMAの曲データは、SH903iの上で単独で削除することは出来ず、パソコンに接続して、音楽ソフトから削除することが必要。 また、他のケータイのWMA管理方式との互換性がないようで、複数のケータイ同士でWMA曲データをシェアすることは無理なようだ。
WMA再生の場合は最長34時間の再生時間らしい。
SD-Audioなら、最長50時間再生ができると言われている。 これは、WMAの著作権保護情報をデコードするのにiアプリの機能を利用しており、SD-Audioはそのようなデコード処理は行っていないことで、再生時間の開きが出来てしまうらしい。 おかげで、SD-Audioなら音楽再生しながらiアプリを起動することが出来る。
SD-Audioの場合、「microSDモード」でパソコンとUSB通信ケーブルで接続(もしくはmicroSDをPanasonic製リーダライタを介してパソコンに接続)し、SD-JukeBoxもしくはMOOCS Playerを使って曲データをコピーすることで、音楽データを持ち出せる。 SD-JukeBoxはPanasenseというサイト内で販売していたり、大手量販店でパッケージとして販売していたりする。 SDカードリーダとバンドルしたセットもある。
音楽プレイヤーとしては、イコライザ設定(ノーマル、ロック、ポップス、クラシック)や、マナー設定(シャカシャカ音の軽減か)ができたり、リピートやシャッフル再生も出来る。 再生中は、側面のボタンで簡易操作が出来る。
弱点の一つとして、再生中にはプレイリストを変更できず、一旦再生停止しないといけないこと。
また、音量0と1の差が激しく、音量を好みに絞りにくいのも改善して欲しいところ。