m6u's blog

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Bluetoothがサポートするプロファイルが微妙に少ない

 IBSjapanのBluetooth miniUSBアダプターを入手しましたが、個人的にはがっかりです。
 まず、Bluetooth v2.0+EDRってことでかなり新しめの規格を採用していることは好印象です。 直接Advanced/W-ZERO3[es]につけると、確かにでっぱりはかなり押さえて本体側面にぴたりとついている感じ。
 けど、プロファイルが問題です。 HSPHFPという、電話をワイヤレスでするのに使用するプロファイルをサポートしていません。 おそらくOSが電話機能サポートのないWindows Mobile 6 Classicだから、OSとしてのBluetoothサポートの延長としてしか機能しないのでしょう。 電話機能がOS機能でなくアプリとして存在するのがおかしいんですよね、スマートフォンなのに。
 それと、DUNのサーバ機能がないです。 他のデバイスがダイアルアップするときにBluetoothモデムとして機能させるのに必要なプロファイルがないため、たとえばBluetooth内蔵パソコンからこれを使ってダイアルアップすることはできません。 最近はパソコン以外の機器にもBluetoothを内蔵させてインターネットにつなぎやすくする試みがあるのに、こういう流れは逆行してますね。
 各メーカーに言いたいのは、プロファイルを削るなということです。 プロファイルを削っちゃうと、細かく説明書きを読まないと買えないわけで、ひいては「なんだBluetooth使えないなぁ」という意見が増長すると思うのです。 マイクロソフトさんなり、シャープさんがもっとがんばってW-ZERO3シリーズの細やかなBluetoothサポートを乗せてくれたら、日本でのBluetooth気運も盛り上がると思うんですが。