DDIポケット時代からのユーザーで、端末を変え契約プランを変え7年10ヶ月も使ってますよ。 ウィルコムになっても使い続けていますが、W-SIM端末に機種変更してから不信感を抱きつつあったりします。
パケット通信中、突然パケットが流れなくなる。
W-SIM端末に切り替える前から、パケット通信中に一旦アイドル状態(パケットがほとんど流れない状態)になってから通信を再開するとなかなかパケットが流れなかったり、果てには回線切断されたりしていたので、「ping -t -i 2 -w 10000 www.yahoo.co.jp*1」なんて書いたバッチファイルを通信中は常に実行するように心がけ、パケット通信中の回線を休ませないようにしています。
このやり方は、AH-K3001VやWX310Kなどで十分だったのですが、9(nine)に機種変更して"DD"に赤耳を挿してパケット通信していると、これでもダメなときが出てきたのです。 そして、端末をAdvanced/W-ZERO3[es]に機種変更する際に青耳に変わってしまいましたが、それでも同様の現象が発生して解消されていないのです。
順調に「Reply from *.*.*.*: TTL expired in transit.」が出ている間はwebもきびきび表示*2してくれているんですが、突然メッセージが「Request timed out.」に変わって連続するようになりwebのレンダリングもパケットが来るのをずっと待ってしまって止まってしまうのです。 もうそういう状態になってしまうと、アプリをどうこうとか設定をどうこうっていうことでは復旧できなくて、通信中の回線を一旦切断する以外に復旧できないのです。 その回線切断も通常の3〜5倍時間がかかってしまってなかなか切断されないのがイライラします。 回線を切断する事で、そのときダウンロードしていたものは当然最初からやり直しになります。 CF通信カードのころや、ブラウザフォンのころにはでかいデータのダウンロードを時間をかけてやっていたりしたもんですが、今この状況では回線が糞づまってしまうのが怖くてできません。
何度か遭遇していて、新宿のウィルコムに相談しに駆け込んだりしたこともありますが、埒が明きません。 修理と言うか最新ファームウェアを書き込んでおきましたくらいの対応でした。 でも状況は何も変わっていません。
アンテナマーク、信用できるの?
ウィルコムはアンテナマークを5段階表示しています。 この5段階の根拠って、端末ごとに違ってますよね、きっと。
AH-K3001VやWX310Kなどよりも、W-SIMはアンテナを内蔵してあんなに小さな形状に収まっているのですから、当然感度も悪いはず。 うまく電波を捕まえられないんじゃないかと思うのですが、建物内とかで電波の入りが決して良くないところでも最高感度表示しているのは、なぜでしょうか。
通信し始めたり、通話し始めたりすると、突然アンテナマークが圏外一歩手前くらいの表示に下がってしまうのって、なんかおかしいですよね。 自分が送出する電波で、基地局からの電波を受けられなくなっているからなのかなぁ。
ちゃんと通話通信できる状態であるところで、最高感度表示して欲しいものです。 不安定なところでも最高感度表示していては、いざ通話通信するときに頼れないですから。
W-SIMは「大いなる社会実験」なんですか?
W-ZEROシリーズを引っさげてスマートフォンをプッシュしているウィルコム。 簡単にPHS機能をアドオンできるW-SIMがあるからこそ展開できるのかもしれません。
しかし、それ以外のW-SIM採用端末が9(nine)、nico、OSX-1くらいしかないのが残念です。 9(nine)相当のブラウザフォンがもっと出てくるのかなぁと思っていたのに。
有力メーカーは相変わらずこれまでどおりの通信機能内蔵端末を作り続けていて、なかなかW-SIM採用端末を出す気配がないです。 W-SIM端末の方と言えば、悪く言うとマイナーなメーカーが作っていて、端末を仕上げる細かなノウハウがないせいか使い勝手が悪いのが目立つ気がします。
もっともっと携帯電話製作ノウハウのある有力メーカーがW-SIM端末に参入してくれないかなぁと思うんです。 ケータイを着替えるように使えたら、TPOにあわせて使い分けができたらと思うと、わくわくするのですが。