m6u's blog

便利な製品・サービス・アプリを見つけては、その評価を書き続けるブログ

FOMAの定額制データ通信の雑感

 ついにドコモからFOMAのHSDPA方式を採用した「定額データプラン」が発表された。
 ドコモのPHSサービスの代替手段としての提供と思われたのだけど、蓋を開けてみれば最大64Kbpsの他に最大3.6Mbpsというより高速なものも用意されることになったようだ。
 「定額データプラン」は、オプション契約などではなく「料金プラン」と同列のものである。 「定額データプラン」契約の端末は、音声通話およびTV電話、iモードは利用できない。 たとえHIGH-SPEED対応の電話端末であってもだ。 USB接続ケーブルなどでつないでデータ通信するか、SMSするしかないらしい。
 「定額データプラン」契約の端末を使って通信するのに、パソコンに「定額データプラン接続ソフト*1」をインストールして、接続の設定を行う必要がある。 設定するだけでなく、おそらく(パソコンからインターネットに向かって送信されるパケットの)パケットフィルタリングも担うのではないだろうか。 また、「定額対応アクセスポイント」に接続したものが定額対象になり、それ以外についてはHIGH-SPEEDの場合「税込0.0126円/パケット」64Kの場合「税込0.021円/パケット」の課金対象になる。 詳しくは「ご利用料金」のページを参照。 MyDoCoMoなどのサービスで定額外通信が発生していないかこまめにチェックする必要がありそうだ。
 そのほか、「ご注意事項」にあれこれまとめてある。
 PHSだったころには、こんな厳しい制限なんてなくて湯水のように使えていたものだけど、高々外でメールとwebのために最高税込4,200円(64Kの場合)もしくは10,500円(HIGH-SPEEDの場合)の基本料金を支払い、定額外通信のパケ代も支払うのは不公平さを強く感じるところ。

*1:サービス開始日以降にダウンロード可能になるらしい。