「HTC、小型ノートPC「HTC shift」を国内発売」を受けて考えること。
ただ小さいだけのPCだと、今時縦768に満たない画面でどんなアプリケーションを動かすというのだろう。 かつてvaio C1MSXなる機種を使っていて分かったのは、縦768の大きさを要求するアプリケーションが多く扱いづらかったことだ。
とすると、こういうUMPC向けに別のアプリケーションで代用する必要がでてくる。 それってPDAとどう違ってくるのかと。 OSというかプラットフォームが違ってはいるけど、別のアプリケーションで代用するというところはまったく同じではないか。
なんとなく欲しいかなと思うのは、(比較的高速な)通信機能を内蔵している小型PCなのだが、普段使っているアプリケーションが動かせない、制約が多いとなると、UMPCの中では欲しい機種がない。 ましてや、一台10万円以上もするからおもちゃにしては高すぎる。 ごく一部のヲタしか買わないんじゃないかな。
電話機的な販売の仕方で、PDAの延長上にあるスマートフォンが盛り上がっているように見えるけど、手に入れやすくなったから使っているだけでしかない。 UMPCの狙うところがはっきりしないと後発のMIDに駆逐されるだけだな。 祭りのうち踊っておけってことですかね。