Windows VistaにおけるGeForce 8600M GTドライバがDirectX8系ゲームであるFinal Fantasy XI（FF11）であまりよくない。 たとえばジュノの競売を視野に入れるだけでカクカクした動作になりコントローラなどの入力を満足に受け付けなくなったりしてゲームとして成り立たないと感じる。
だったらWindows XPに入れなおせばいいと思うのだが、エプソンダイレクトに問い合わせしたところ、Endeavor NA801特別仕様限定モデルはWindows Vista専用だから、Windows XPに関するライセンスも提供しない（元々ダウングレード権がついてないVistaのライセンスだし）、Windows XP用ドライバも提供しない（サポートweb上で更新されたドライバはダウンロードできるかもしれないが、今のところ全然掲載されていない）、というところで非常に悩ましいところになっている。
自作PCショップで、たとえばFDDと一緒に販売されているOEM版Windows XPを買ってきてインストールしてしまうというのに心が揺らぐ。 安いしね。 でも、FDDと一緒に使う前提のライセンスだから、本来これに手を出してしまうのはよくない。 パッケージ版として箱に入って売られているWindows XPを買うしかないのである。
仮に買ってきたところで、エプソンダイレクトがXP用ドライバを提供してくれないと、ハードウェア由来の機能が一部使えなくなってしまうかもしれない。 そこも心配。
OSを買うだけで、3万円以上とんじゃうのは、切ないね。 スクウェア・エニックスがDirectX10やDirectX9用にグラフィックエンジンとかを書き直してくれれば救われるかもしれないところなのに、そういうのを開発する姿勢は一切見せないところが歯がゆい。 スクウェア・エニックスはPLAYSTATION 3用にもFF11を書き直してくれないしね。 新環境への対応が、XBox360対応でもう打ち切られている感じ。
FF11を遊べるノートパソコンのつもりで、NA801特別仕様限定モデルの安さと性能に引かれて応募したら当選して、買ってみてWindows Vistaを動かすのに十分な性能を持っている（たまにCPU的にもうちょっと処理能力が欲しいときはあるけど）のに、そもそもの目的であるFF11を動かすとゲームにならない処理能力の低さが、おそらくOS由来かドライバ由来だと思われる。
エプソンダイレクトも、ベータ版のビデオドライバを公開することをしないから、古いゲームを諦めるしかないのだろうか。 Vistaパソコンとしては満足しているのにね。
安さ軽さ小ささにつられて買ってしまった私がおろかなのでしょうか？
Windows XPを入手したい。
