ニコンは9月12日、GPSを内蔵したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P6000」を発売した。ここでは特徴のひとつであるGPS機能について試してみた。
文中にも書いてあるように《唯一気になったのは、カメラを常に露出させなければならないこと》ってのが気軽さ手軽さからかけ離れていると思うんです。 測位状態が悪いと、10分くらいだったかずっと待たされるらしいし。 あと、《カメラの電源をオフにしても、90分ごとに6回までの測位を行なってくれる》んだが、ちょこちょこ電源入り切りするのには90分という周期はあまりに長すぎる。 そこも測位周期や回数など、設定変更が出来ると使い勝手が向上すると思うのですが。
それに、このレビューでは、上空が開けた場所でやっているからわからないと思うけど、ビルの谷間など上空の開け具合が微妙な都市部ではなかなか位置情報が取れず実質的に頼りないところもあり。 文中に《カメラの電源をオフにしても、電源オンからの再測位は速い》とあるけど、それはロケーションがよいからであり、場所が悪いと10分待ってもだめなこともあるようだから、ぜひシビアな状況でも試してほしいところです。
年末までにニコン製デジタル一眼レフ上位機向けのGPSユニットが発売になるらしいんですが、十分な測位感度があるとよいですね。 待ち遠しいです。