m6u's blog

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デジタルカメラ人気投票で考えること

 12月24日に投票を締め切った「2008年デジタルカメラ人気投票」の結果をお伝えします。有効投票数は7,828票でした。たくさんの投票ありがとうございました。

 「レンズ交換式デジタルカメラ部門」で、LUMIX G1が32.5%の票を獲得。 イメージ的なところで、これまでのデジイチにないカラーリングでカジュアルさを訴求したところと、G1発売前から告知されていた宮本製作所のマウントアダプターでオールドレンズを楽しむ層の票を集めたんじゃないかと勝手に分析。
 EVF採用とか、クイックリターンミラー排除などから想像される悪いイメージを、いざ発売されて「そんなに悪くない」ってのにみんなが気づいちゃったんだろうな。 コントラスト検出AFながら十分早いピント合わせも印象的だし。 標準ズームレンズ+望遠ズームレンズしかないけど、最初からそこそこまともなモデルとして成立しているところが評価されているんじゃないかと。
 また、D700は30.2%の票を獲得。 フルサイズのイメージセンサーを搭載したデジイチを随分と身近にしてくれたところで票を集めたんじゃないかと。 5D MarkIIがα900に負けているところは、ソニーのフルサイズとしてソニー好き+ミノルタから続くα好きの勢いが見える気がする。
 LUMIX G1の人気と対照的に、ほぼ同じ時期のリリースだったK-mが不人気。 エントリークラスのデジイチに求められるものと、ペンタックスデジイチに求められるものが、合ってないんじゃないかなと勝手に分析。 ペンタックスらしさをなるべく隠して他社人気エントリークラスデジイチにまねてきたけど、トレンドどころの押さえ具合の悪さ(ライブビューなし!)とか、横幅が小さいだけとか、魅力がいまいち伝わりにくいところに悔いが残るのかも。