m6u's blog

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スマートフォンにおサイフケータイが入っただけではつまらない

 ガラパゴスケータイ(ガラケー)だけのおサイフケータイが、スマートフォンにも続々内蔵されることになっていますが、気になるところがいくつかあります。

どの電子マネーがいつから使えるのかをチェック

 auの場合、auのAndroid〓搭載スマートフォン「IS03」の発売について〈参考〉を見ると、11月下旬はWAONだけ、12月以降としてQUICPaynanacoモバイルSuicaEdyがあがっています。
 SoftBankの場合、対応時期が未定。 ニュースリリース上も出ていないです。
 docomoの場合、報道発表資料 : 2010-2011冬春モデルに28機種を開発および一部機種を発売 | お知らせ | NTTドコモを見ると、《iD:2011年2月以降対応予定、Edy:2011年1月対応予定、モバイルSuica:2011年上半期対応予定。》とあります。
 ガラケーにおいてもモバイルSuica自体の参入が遅かったので、スマートフォンでも遅くてもしょうがないかなって思ったりしますが、どのキャリアもすぐには希望の電子マネーが使えない状況になりそうです。

電子マネーを使う上でのお得なキャンペーンはあるのか

 ガラケーでのおサイフケータイにすっかり慣れてしまっていますが、キャリアとしてまた電子マネー発行元としてdocomoからDCMXやiDのキャンペーン情報が送られてきますし、Edy発行元のビットワレットを子会社にした楽天からもEdyに関するキャンペーン情報が送られてきますし、マクドナルドも同様に送ってきます。
 これらのキャンペーンサイトが当然ガラケーを対象にしているわけで、スマートフォン用のサイトがいつつくられるのだろうかというのも気になるところです。
 ガラケーだと、webからアプリを呼んでさらにwebに戻るような、おサイフケータイにある電子マネー情報をキャンペーンサイトに通知する仕組みがうまく出来ています。 昔はEdy IDを手入力しないといけないキャンペーンもあったりしましたので、スマートフォンでのキャンペーンではEdy IDやSuica IDなどと手入力して登録するしかないかもしれません。
 いずれ時間が解決するだろう話かもしれませんが、ガラケーユーザーとスマートフォンユーザーの比率を考えればスマートフォン用サイトが作られるのが遅くなりそうな気もします。

Androidのアプリでセキュリティを破られたりしないだろうか

 一般の人が入手可能なアプリ開発環境でおサイフケータイのデータを読み書きできるとは思わないですが、開発ライブラリが流出したりして配布元が怪しいアプリを入れたらおサイフケータイ情報が流出する可能性だってあります。
 まぁ、このあたりは、ガラケーでほとんど話題に上らないので気にしなくてもいいのかもしれません。

要は

 いまガラケーで受けている恩恵が、なるべくそのままスマートフォンおサイフケータイでも受けられるといいのですが、同じようなレベルに到達するまでの先は長そうだなって思います。