うちの近所は稲作農家ばかりで、兼業農家ばかりなので、当然のようにTPP参加断固反対だったりする。
じいさまたち、その息子とで、なんとか米作りを続けられている状況なので、コメが売れなくなったら水田はただの荒地になっちゃうんじゃないかって想像してしまう。 見渡すかぎりの荒地になっていったあとに、メガソーラー計画が持ち上がって荒れ放題の田んぼをどこかの企業が二束三文で買い集めてピッカピカのソーラーパネルを設置して発電施設だらけになっちゃうんじゃないかって思ったら悲しくなってきた。
自動車や家電の輸出を盛り上げていこうみたいな主旨のように見えるけど、地方の下請け工場なんて超円高の煽りを受けて逃げるように倒産や閉鎖してるし、ものづくりの現場は相当お寒い話になっているんじゃないだろうか。 自主企画製品に勝負をかけてなんとか喰らいついていこうとしているようだけど。 日本のメーカーの生産拠点の大半が海外にある時点で、輸出で頑張るってのは前提が崩れているんじゃないだろうか。
主食（やそれに近い穀物の）米、小麦、大豆などはどんどん安く輸入されるだろうな。 農薬検査の手続きもアメリカの横槍でどんどん簡素化されて、遺伝子組み換え作物もそうでないものと区別できない状態で輸入されて、ほんと大丈夫なんだろうか。
