m6u's blog

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「OLYMPUS XZ-1」に思うこと

 「OLYMPUS XZ-1」がようやく国内発表された。 よく似たスペックの「DMC-LX5」と比べてしまう。
 XZ-1のレンズは、35mm換算焦点距離:28mm〜112mm、開放F値W1.8〜T2.5。 DMC-LX5のレンズは、24mm〜90mm、F2.0(ワイド端)〜F3.3(テレ端)。 現時点では広角域を拡大するコンバージョンレンズは発表されていないけど28mmが確保されているんだし、むしろ望遠端が100mm確保しているのは適応場面が多そうな予感。
 ISO感度が、XZ-1はISO 100〜6400、DMC-LX5はISO 80〜3200(フル画素記録可能域)。 撮像素子の大きさや画素数が似ているけど、モノは違うのか。
 マクロに関して、XZ-1は(RICOHっぽく)マクロモードとスーパーマクロモードがある。 広角端固定で1センチまで寄れるのは、面白そう。
 シャッター速度が気になった。 最速1/2000秒が物足りない。 DMC-LX5だって1/4000秒までいけるのに。
 レンズ鏡筒部と、背面十字ボタンまわりに、コントロールリングというのがある。 マニュアル露出制御モード時だけでなく、他の露出制御方式でも活躍しそう。 この点DMC-LX5は、プッシュ式ダイヤルでシャッター速度と絞り(あるいは絞りと露出補正、シャッター速度と露出補正)を切り替えつつ設定する。
 露出補正範囲が、-2EV〜+2EV。 もうちょっと広げてほしい。
 総じて、レンズが明るい分ボケを駆使した撮影をDMC-LX3DMC-LX5よりも楽しめるんじゃないかと期待させてくれるだが、6万円のパッケージでなく9〜10万円のパッケージでスペックの底上げをしてくれたらもっと魅力あふれるカメラになりそうで、(発売前なのに)次を期待してしまう。