m6u's blog

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iPhone5用にDeff Soundのヘッドフォンアンプ DDA-L10RCBK を買ってみた

iPhone 4の時も、「i.fuzen HP-1」を使うくらい、少しでもいい音に私的期待と思っていて、iPhone 5でもLightning-Dock変換アダプターを介してつないだりしていました。しかし、HP-1はアンプ用バッテリーを内蔵していてバッテリーがつきたら聞けなくなってしまいます。逆に、いざ使おうとしたときに充電していないと使えないもどかしさもあります。
そして、このDeff Soundのヘッドフォンアンプ DDA-L10RCBK です。充電しておく必要がない、リモコン代わりにiPhoneにつなげばすぐ使える手軽さがいいです。
音の傾向は、iPhone 5直接と比べるとDDA-L10RCBK経由だと低域がおとなしくなり中高音がすっきりと聞こえます。音がキラキラする感じといいますか、息遣いも聞こえてきそうな(聞き取りやすい)感じです。聴き疲れも感じにくいかも。
低域がおとなしくなるといいましたが、ビートを聴かせた曲やリズムがズンズンくるような曲は低域が減る分物足りなく感じるかもしれません。でも低域強調のヘッドフォンと組み合わせるとしっかり聞こえるようになりますから組み合わせ次第かもしれません。直接iPhone 5につなぐと低域もりもりすぎて気持ち悪いと感じているなら、DDA-L10RCBK経由の方がちょうどいい盛り具合でおすすめです。
手元のヘッドフォンで低域強調なのはSONY MDR-XB40EXとかオーテク ATH-CKS90LTDで、低域の盛り方はXB40EXの方が強くてその分高域がCKS90LTDよりも少し弱いのですが、iPhone 5直結だと低域がボワボワして厚み(太さ?)のある感じから、おしとやか(おとなしく)印象が変わります。CKS90LTDはiPhone 5直結でも高域がしっかり聞こえていましたが、DDA-L10RCBK経由だと高域が刺さってくる感じもします。XB40EXが好ましい方向にうまくバランス良くなるのはいい発見です。
広いレンジで聞かせてくれるSONY DR-EX101IPは、iPhone 5直結だと特に誇張もなく(とは言ってもソニードンシャリではありますが)無難な感じなのですが、DDA-L10RCBK経由だとドン控え目シャリ強調で高域が刺さる感じがします。
じゃぁ元々低域よりも中高域が得意なJVC HA-FXD80-Zの場合はどうなるか。ちょーシャリシャリします。高域が刺さるねぇ。
オーバーヘッド型でも評価します。オヤイデのケーブルでリケーブルしてあるSENNHEISER HD598で聞くと低域の変化があまり感じられず、中高域が明瞭になる(刺さると言えば刺さるかも)なぁというところ。JVC HP-S900だと中高域の明瞭さがちょうどいい感じになってグッド。
結論的には、高域がおとなしめの低域強調ヘッドフォンとの組み合わせがバランス改善になってグッド。リモコン代わりに常用するのがいいんじゃないでしょうか。