ソニーとスマホ
「ソニー、スマホ事業縮小へ 今後は「ゲーム・デバイス」を成長戦略の柱に (1/3) - ITmedia ニュース」を読んで。
ソニーのスマホというとXperiaシリーズなのだけど、iPhoneかGALAXYかかXperiaかみたいなハイエンド頂上決戦の場で張り合っているうちはダメなような気がする。
貧乏人でも「これならほしい」と思わせるコスパバランスの良い端末を作ってくれたらいいのに。
当然、HuaweiとかZTEとかLenovoとかXiaomiとかウジャウジャいるのでそこで勝ち抜くのは難しいのだけど、ソニーらしさみたいなものに囲い込まれ追い込まれて高単価商品になってしまっているから売れないんだと思う。
そういえば、Xperia PlayとかいってスマホにPlaystation系のゲームの風を吹き込ませる流れは一体どうなってしまったんだろう。 コントローラー一体型端末は1回しか発売してないし、その後とんと音沙汰ない。
nVidiaのSHIELDタブレットでのゲーム特化タブレットとか、こういうのこそソニーがやりそうな気がしていたのだけど。
ソニーとゲーム
なんとなくPlayStation(やXbox)で遊ぶ3Dグリグリなゲームって、遊ぶ人を選ぶというか最早ニッチ産業のように思える。 それがPS4とXbox Oneでよりはっきりしてどっちが止めるのかチキンレースに突入しているような感じ。
おそらく他の技術を盛り込んでゲーム体験の質を上げていこうっていう流れなんだと思うけど、今の時代ゲームを遊ぶのにゆったりじっくり時間を避ける人がどんどん減っていてそれどころじゃない、急速に市場が痩せているように思えるのだが、そこでソニーは頑張るというのだけど大丈夫なんだろうか。
ゲーム用にモニター画面に正対してコントローラー握ってじっくり遊ぶことができない人を囲い込むには、どうしてもスマホユーザーを味方に付けないといけないはず。
PS Vitaも薄型の新型をリリースしては見たものの、そんなに裾野は広がってないんじゃないかと。 スマホとPS Vitaっていったらスマホを選ぶし。 っていうか、そもそもPS Vitaで何が流行っているのかわからないですが。
ソニーとFIFAスポンサー
ブラビアを買った時に、サッカーモードなんてのがあって意味分かんないってところでした。 FIFAスポンサーであることをアピールするのに無理をしていたんじゃないかとさえ思えます。
ソニーとハイレゾ
この記事では触れてないけど。
ハイレゾ製品に独自ロゴマークを設定して、のちに業界にも提起して業界統一ロゴマークに昇格してしまったくらい、ソニーとしてはハイレゾ押ししたいらしい。
そんなに世の人々がハイレゾ求めているんだろうかって言う。 そりゃーハイレゾであったほうがいいけれど、そのために割増になるコストが世のニーズとうまく噛み合ってますかねぇ。
相変わらずハイレゾ音源の配信数はCD販売数に追いつかないので、ソニーの「DSEE HX」っていう高音質化技術はいい目の付け所だと思うので、余裕があればAシリーズあたり欲しいところです。
CDをわっさわっさ買っていた時代は過ぎて、Music Unlimitedなどの音楽配信サービスを流して聴ければいいやなんて思うのですが、それをDSEE HXでアップスケーリングしてハイレゾ品質で聞ける環境が出来れば良いですね。 そういう意味で、Xperia Z3も購入検討していたのだけど、結局iPhone 6 Plusにしてしまいましたし。 ハイレゾウォークマンはZX1とAシリーズしかないので、ネット音楽配信対応のウォークマンが安く出てきたらいいですね。 わざわざiPhoneにヘッドフォンアンプをつないで聴くのは面倒だし。
ハイレゾ収録するための機材の展開やエンジニアの育成にも力を注いでほしいと思います。