iPhone 5までは孤高だった、しかし今は
スマホの大きさがどんどん大きくなっていく今の傾向が、そんなに好きではない。
片手で十分操作できることが重要で、ディスプレイのサイズが5インチクラスになると片手で親指操作するのがとても辛くなってしまう。
そういう意味において、Nexus 5は片手じゃ無理なので両手で操作することが多い。 飽くまでメイン端末はiPhone 5。
GalaxyやXperiaなどが牽引して、ディスプレイのサイズが5インチクラスになるのが当たり前になって、片手で操作できる利便性よりも大画面を携帯できることが優先されるような風潮が出来上がり、Appleもこれに屈した感じに。
iPhone 6/6 Plusを見て、もはやiPhoneである必然性が薄れてきたかなと思えた。
追いつけ、追い越せ、追い越され
スマートフォンを作るところって言うと、ブラックベリーは衰退して、ノキアはマイクロソフト傘下に入って、モトローラ(モビリティ)はグーグル傘下に入ったあとレノボに売却され、サムスンとソニーとLG電子と中国・韓国その他企業が作っているAndroid採用スマートフォンと、Appleが独自開発するiOSを採用するiPhoneがあり。
iPhoneが市場形成してきたところをAndroidがハイエンド機種からエントリー機種まで幅広い展開のもと、iPhoneのまね事からiPhoneを超えたものに変わりつつある。
Androidスマホは、iPhoneユーザーのストレスをうまい具合に拾い続けて成長しているようにも見える。
特にXperiaはソニーの看板商品でもあるので、音楽再生の音質の良さや、カメラの性能についてはiPhoneに劣るところがない。 iPhone/iPad/iTunesで簡単に音楽などを購入できる仕組みを作ったけど、音質を良くする努力が全く見えてこない。 音の良さをアピールするAndroidスマートフォンの方が音だったら全然良い。
カメラの性能だって、ディスプレイの高精細さだって、薄さだって、Wi-Fi性能だってAndroidスマホが上回ってきたところに、iPhone 6/6 Plusが追い付いてきたところ。
NFCを応用したBluetoothペアリングやモバイル決済も負けてるし、防滴防塵性能も負けている。
Apple経済圏はスマホだけにとどまらず膨張し続ける
ウェアラブル端末だって、Android WearでサムスンやLG電子に先行され、Appleは十分性能やデザインを検討する時間を使えたわけで、それがApple Watchとして結実した。
スマホと腕時計、両方同じメーカーなら安心して使えるだろうから、iPhoneを持っているからApple Watchに流れていくのかもしれない。 それにしちゃぁ、ずいぶん高価な腕時計だ。
UP24 by jawboneですら、かさばって装着しているのが辛いと思えるので、完全な防水性能のある時刻表示機能のある活動量計があればそれでいいって思えてくるので、あんな厚みでちょっと複雑な操作のある腕時計は微妙に思える。
iPodは既に製品群のセンターではなく、iPhoneやiPadを中心にしたApple経済圏(iOS経済圏)が出来ていて、いよいよウェアラブル端末に進出したけど具体的な恩恵が見えてこなくて、お試しで買うのも気が引ける(くらい高価だな)。
真のiPhoneユーザーは、不満があってもiPhoneを使い続ける、iPhoneに代わるものがないから
バックアップや、バックアップデータの復元がとにかくラクなので、ガラケーから完全に置き換えが出来たのだけど、そういうところのラクさにはAndroidスマホは追い付いていないので、あれこれ不満はあってもまだまだiPhoneを使い続けるのかもしれない。
また、破損など故障や修理の対応についても、AppleCareに加入しておく必要はあるものの、電話一本で先に交換品を玄関先まで持ってきてくれて交換できる速さは他には代えがたいものがある。
Apple Payなんて日本上陸しないかもしれないし、したとしても近所のお店で導入するとも思えないし。
Siriだって全く使う場面がなくて停止させているし。
ラクに安く使えているから使うけど、昨今の新料金プランで実質的に値上げされてしまうんなら、今のままiPhone 5でも困らないんじゃないかと。
そりゃぁ、キャリアアグリゲーションとかVoLTEとか使えるのなら使ってみたいけど、料金まで上げられたら困るし。
バランスよくダサかっこいいiPhone 5が、ちょうどいいのかな。 ガス抜き程度にNexus 5があるのもちょうどいい。
AppleCareの2年間保障が切れているので、iPhone 6にしなきゃいけなくなるのかなぁ、別の選択肢も考えたいところ。