m6u's blog

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iOS端末で使う、Bluetooth接続GPSレシーバー

 iOSでは、OSレベルでBluetooth接続のGPSレシーバーを使うことが出来るサポートがあります。
 MFi認証を取得しているものなら、安心して使えます。

なぜ使うのか、どんなとき使うのか

 1)iOS端末(iPhone/iPad/iPod touch)でGPSを使いたい場合。
 特にWi-Fi専用であるiPadiPod touchでもGPSが使えるようになるというメリットがあります。
 屋外で使う場合は、別途iPhoneやモバイWi-Fiルーターなどの通信手段を用意することで、カーナビや地図アプリやingressが出来るようになります。
 2)iPhoneGPS測位精度に満足できない場合。
 割りとA-GPSが使えるiPhoneは精度が高めな方ではあるものの、GPSロガーなど高精度が求められる場合には良い選択です。
 それと、山間部やビルの谷間などGPSGLONASSだけでは厳しい状況でも、QZSS対応のGPSレシーバーがあれば測位精度向上が期待できるはずです。
 WazeOpenStreetMapなどGPS測位データを活用して地図データに反映させるサービスを使うときに、iPhoneなどのスマホ内蔵GPSよりも精度の高い測位データを記録できる可能性があります。
 ingressをやっててiPhone単体だとビルの谷間でうまくいかない、なんて時にも使うとよいかもしれません。(絶対ではないけど、マシかなという感じで。)

選ぶポイント

 1)受信できるGPS電波の種類。
 アメリカ系GPSとロシア系GLONASS対応がほとんどの受信機でサポートされていて、これに日本のQZSSが加わるとかなり心強いです。
 2)技適マークつき。
 無線免許不要な周波数帯を使う無線機として技適マークがついていれば、他の無線機(Wi-FiBluetooth、ほか)に迷惑をかけることがありません。 海外メーカー製の場合、技適マークなしのことが多々ありますが、技適マークなしのものを日本国内で使うと罰せられます*1
 3)バッテリー駆動時間。
 充電/給電しながら使えるかどうか、給電しない時にどのくらい使えるかなど。
 4)測位精度。
 accuracyが測位精度。

Amazonで買うなら

Bad Elf 2300 GPS Pro

 測位精度2.5メートル。 GPSGLONASS

Dual XGPS160 SkyPro

 GPSGLONASS

ほかにも売っていますが

 技適マークがないとお勧めできません。
 「GNS 2000」の輸入業者がありますが、技適マークなし。 QZSS対応という点でおすすめなのですが。

*1:いちいち誰かがチェックしには来ないと思いますが、トラブル時に最悪の場合はそうなるかもしれないということで念頭に置いたほうがいいです