m6u's blog

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スティック型パソコン「Diginnos Stick DG-STK1B」を買ってみた、Windows 10のこととか書いてみる

ハードウェア的なところ、思ったよりも良さげ

 デジノスさんの「Diginnos Stick DG-STK1B」を買ってみました。 Windows 10 Home採用、CPUはAtom Z3735F(クアッドコア、定格1.33GHz、キャッシュメモリ2MB)、メモリは2GB、ストレージはeMMCの32GB、USB 2.0ポートが2つ使えて、HDMI入力のあるモニターやテレビにつなぐとパソコンとして使えます。
 メタル筐体なので放熱性は良さそう。 実際、アイドル状態の熱の持ち方は通電しているのが分かる程度にほんのり温かく、Windows Update動作中は触れないことはない程度に熱くなりました。 こういうのは冷却FANつきじゃないと心配だったのですが、割と良さそうに思えてきます。
 有線LANはなくて無線LANのみ、2.5GHz系のみの対応。 インターネット接続がないと初期設定できないように見えます。 初期設定時はUSB接続のキーボードとマウスを用意しておくと万全です。

初期設定とか、USB接続キーボード&マウスを用意

 Windows 10なので、WindowsへのログオンはMicrosoftアカウントが必要になります。 すでにWindows 8.1 Professional Update 1なVAIO Pro 13にてMicrosoftアカウントに移行済みなのでその点簡単でした。 しかも、無線LANへの接続の際にアクセスポイント名をクリックするだけでパスワード入力を必要とせず拍子抜け。 あぁなるほど、Microsoftアカウントにパスワードが保存されているらしい。
 初期設定と最初のWindows Updateを済ませてしまえば、あとは普通に反応するパソコンだなぁという印象です。 OS側の工夫もあるのでしょうが、Atom系なのでストレスが溜まるのかと心配しましたがまともです。 ただ、たまたま手元のBluetoothキーボードの電波の飛びが弱くてキー入力に難渋して、キーボードだけは有線接続で使ってました。 マウスは「Microsoft Sculpt Comfort Mouse」が電波の飛びも十分でした。

 自宅ではBRAVIA KDL-32W700Bに接続中。 フルHD解像度を持ったふつーのテレビで、ドットバイドットで表示できてます。 Bluetoothの画面でBRAVIAと接続できそうなのに接続できず。 何ができるのかもわからず。 付属のHDMI延長コードを使っても空中配線状態。 筐体の向き次第でBluetoothの拾い方が変わったりしないだろうか心配。
 やっとこデスクトップにログオン出来たと思ったら、壁紙がもろにVAIOなやつ。 VAIO Pro 13で使っていたままの壁紙でした。 Microsoftアカウントにどれだけ紐付けられているのやら。
 Edgeブラウザで少しネット閲覧していたけど、高速にマウスホイール操作すると縦方向に4分割されたエリアごとにリフレッシュがかかるような表示だったのは新鮮。 若干残像が残り気味だった。 動画再生はYouTubeなど問題なく出来そう。 動画再生周りは高速回線が使えるときに改めて評価予定。

Windows 10、わかりにくいよね相変わらず

 Windows XP〜7までの世界観をなんとか隠そうとして(?)、Windows 8からのスタートメニューがひどいことになっていましたが、Windows 10のスタートメニューは画面左下のみの表示でマイルドになったなぁという印象。 このスタートメニューのカスタマイズがまだよくわからないけど、いらなさそうなアプリはピン留め解除してみたり。
 Windows 8/8.1と同様にパソコンの設定周りは二重構造になっていて深掘りしないとXPテイストな設定画面が出てこないのもツラい。 手前に置く設定項目と奥に置く設定項目の優劣の付け方がよくわからないなぁ。 わかっている人にしかさわれないわかりにくい構造はいつ解消されるのか。
 タスクトレイに常駐するプログラム類が常に隠れっぱなしでアクセスしづらい。 そして、ネット接続状態のインジケーター、要らないんじゃないの? タスクバーにweb検索機能が融合しちゃっているけど、タスク表示の幅が狭くなるのは良くないような。
 Edgeとかいう新しいwebブラウザ、軽くていいね。
 まだまだカスタマイズどころがわからないため、どう使ってやろうか考え中。