m6u's blog

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HTC U11は、ハイレゾスマホとしてかなり良い

Android 8.0+HTC Sense+質実剛健なカメラ+ハイレゾサウンド+おサイフケータイのスマホ、HTC U11

P10 Plusをやめた理由

Androidスマホを、Huawei P10 PlusからHTC U11の乗り換えた。
P10 Plusを使い続けても良かったのだけど、Huaweiハイエンド端末の座は既にMate 10になっていたしもうじきP20の登場が告知されていたので、急速に興味を失ってしまったのが理由の一つ。
加えて、カメラの性能が好みではなかったからというのも理由の一つ。

HTC U11への期待は3つ

HTC U11に決めたのは、カメラの性能への期待と、ハイレゾサウンドへの期待と、おサイフケータイよもう一度というこの3点+防水性能だ。

カメラ

カメラ性能はDxOMark Mobileなどで評価されていたのを重視した。
複数センサーのP10 Plusはどうしてもデジタル臭い合成写真に折り合いがつかなかった。 AIを取り込んだMate 10やP20ならもっと良いアウトプットができるのかもしれないけど、どうせデジタル合成でしょと思えたら次を試す気にならなかった。
U11のカメラにはフルオートなモードもあるのだが、ホワイトバランス、露出補正、ISO感度、シャッター速度、ピント位置(手前~奥)の5項目を調整できる「プロモード」が備わっているのがこだわりを感じる。 コントラストの十分高い、ピントの芯があるキリッとした写真を作り出すことが出来て、U11のカメラは好ましい。

おサイフケータイ

MVNOのSIM(IIJmio タイプD)を使っていることもあって、dカードのiDを設定できなかった。 Yahoo!JAPANカードのQUICPayも設定できなかった。 事前のリサーチ不足のためにiD/QUICPayを仕込めず残念なのだけれど、ひとまず楽天Edyとnanacoを入れてみた。 しかし、日常的に使うのはiPhoneのApple PayでのdカードiDとYahoo!JAPANカードのQUICPay、クレジットカード一体型WAONなので、今ひとつおサイフケータイの便利さとは程遠い日常になっているのであまり触れないことにする。

サウンド、Uソニック・ハイレゾ

ハイレゾサウンドは、「HTC Uソニック・ハイレゾ」にて実現している。 専用オプション品である「Uソニック・イヤフォン」をUSB Type-Cポートに繋ぐことで、耳の音響モデルを計測した上で音の聞こえ方を補正してダイナミックさやリアリティさを引き上げてくれる。
Uソニック・ハイレゾの効果をOn/Offできるのだけど、もうOffでは聴けないほど良い音を鳴らす。 「アクティブ・ノイズキャンセレーション機能」も組み合わさっているので、テレビの前で音楽を聴いてみるとテレビの音声を意識することなく音楽に没入できるのがスゴい。
やや惜しいのは、Uソニック・イヤフォンの作りが甘いというか壊れやすそうなところだろうか。 見た目がとても安っぽい。 性能はいいのに、今ひとつ所有欲を満たさないのが惜しい。 端末がソーラーレッドという赤にもピンクにも見えてうっすらゴールドも入っているようなマジョーラカラーという美麗さに、Uソニック・イヤフォンが釣り合わないのが惜しい。

サウンド、USB-OTGケーブル経由でUSB-DACを使う

そして、AmazonからUSB Type-Cポートを活用するべく、USB 3.0対応なUSB-OTGケーブルを取り寄せた。

これを介して、iPhoneでも使っているUSB-DAC兼ヘッドフォンアンプであるENCORE mDSDを使ってみた。
ENCORE mDSD (Black)

ENCORE mDSD (Black)

U11のメディア音声を最大にしたらやっと聞こえ始めて、音量調節はmDSDで行うようにする。
「Uソニック・イヤフォン」で聴くのと負けず劣らずなかなか良い音を鳴らすではないか。
ちなみに、据置型USB-DAC兼ヘッドフォンアンプであるTEAC UD-301にもつないでみたものの音が鳴る様子はなかった。 ドライバーソフト不要で音を鳴らすタイプの製品ならU11から鳴らすことができるのではないだろうか。
お手軽さなら「Uソニック・イヤフォン」だが公式ショップでも在庫がないことも多く、好みのイヤフォンを使いたい場合はUSB-OTG経由のUSB-DACをお勧めしたい。