m6u's blog

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HP Spectre x360(旧モデル)を買いました:これはいいものだ

購入動機

今まで使っているSONY VAIO Pro 13(SVP132A1CN)への不満

  • Windows 10にアップグレードして以降、勝手に起動しているタイミングがあるのか、カバンから出して使おうとしたときにバッテリーがカラになっていることが多い。
  • そもそもキーストロークが浅くて、底打ち感がある。
  • そもそもディスプレイの開く角度が狭くて、腿の上に置いて使う場合でも机の上で使う場合でも、もうちょっと無効に倒れてくれれば映り込みが少なくなって見やすくなるのにと悔しくなる。(手前を高くするために板とか割り箸とか敷いて使っていた。)
  • RAM 8GBかつPCI-E接続SSD 512GBなのに、なんとなく遅く感じる。(メモリ不足?)

仕事上のニーズの変化

  • フルHDディスプレイでの情報量では足りないと感じる。
  • Adobe Creative Cloudを本格的に使い始めた。(Photoshop/Lightroomを趣味で使う→IllustratorでPOP制作など)

HP Directplusさんのキャンペーンがタイミング良かった

  • 旧モデルとはいえ、第7世代Core i7とRAM 16GBとSSD 1TBと4Kディスプレイは魅力的。
  • Microsoft Officeも割安で追加できた。
  • 4Kディスプレイモデルでも20万円に収まることが奇跡なんじゃないかと思えた。

購入したHP Spectre x360のトピック

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  • シリーズ名としては、Directplusモデル(ネット直販専用モデル)「HP Spectre x360 13-ac000 シリーズ」。製品名は「HP Spectre x360 Conv 13-ac000TU 売り切れ御免!キャンペーンA'(パフォーマンスモデル)」。
  • モデルとしては「パフォーマンスモデル」、カラーは「アッシュブラック」。
  • メモリ 16GB、ストレージ PCI-E NVMe M.2な1TB、13.3インチサイズに3840x2160のIPS 4Kディスプレイ。
  • 約200万画素のwebカメラ内蔵、Wi-Fiは2.4GHz/5GHz両対応、Bluetoothあり、キーボードのバックライトは任意にOn/Off。
  • 電源アダプターは65W出力のUSB Type-C接続で、通常ケーブルとアダプター直の折りたたみ式プラグを切替可能。
  • アクティブペン付属。しかし本体と合体する要素はない。専用スリーブケースに収納。
  • Microsoft Office Home&Business 2016追加した。
  • マカフィーリブセーフが365日使用できるライセンス付属。
  • 詳しくは: http://jp.ext.hp.com/lib/jp/ja/products/portables/personal/spec_pdf/spectre13_x360_ac000_d.pdf

HP Spectre x360 13-ac000モデルのファーストインプレッション

梱包、配送面については割愛。

重量面 - ズッシリ

本体の重さがズッシリくる。 バネばかりで測ると1.32キロでした。 今までのSONY VAIO Pro 13(SVP132A1CN)が1.08キロでした(今測った)。

ディスプレイ - さすが美麗な4Kディスプレイ

ディスプレイを開けるのが少々渋めで、指一本でサクッと開く感じではないけど、勝手に緩んで角度が変わるような様子がないのは工夫を感じる。
ディスプレイ表示の透過性の高い、でも映り込みが激しい状態だったのを、別添のOVERLAY Plusっていうスクリーン保護シートを貼ることで、ノングレアタイプになりました。 作業性が高まりそう。
専用設計と思われる革っぽいスリーブケースも付属して、アクティブペンを収納する場所も確保されているのが良いです。
はじめ、300%拡大表示だったため、めちゃめちゃ文字がなめらかに見えるけど4Kっぽさを感じないなぁと思ったのですが、200%に下げたところで今までのSONY VAIO Pro 13(SVP132A1CN)っぽい見栄えに近くなりましたし、100%だと老眼はじまってる私には見づらいため、150%~200%の間でいいところを探っている段階です。

キーボード - 右Alt, 右Ctrl, 右Shiftがあるけど、F1~F12がFn組み合わせなのが惜しい

キーボードのフィーリングが気持ちいいです。 今までのSONY VAIO Pro 13(SVP132A1CN)はストロークが浅くて底打ち感があって辛かったのですが、Spectre x360は十分に深さがあり玄人好みかと思われます。
キーボードの右縦一列に、home, pg up, pg dn, endキーが並んでいて、右Alt, 右Ctrl, 右Shiftキーも省略されず配置されているのがプログラマー的に嬉しいのですけど、日本語入力の際にひらがなカタカナ英数字変換させたいときに重宝するファンクションキー群がFnキーとの組み合わせで入力する今流行りのスタイルになってしまっていてツラいです。 標準のIMEが割と察して変換候補を予測で適切に表示してくれるのでファンクションキーで変換する場面は少なそうですが、ファンクションキーでなくCtrl-Tで半角英数変換するなど工夫が必要です。
キーボードにはバックライトが仕込まれていて、ボタン一発でOn/Offできるのはありがたいです。 明るさを検出して自動点灯とかしないけど、むしろ自分でバックライトを点けたいときに点けて消したいときに消せるだけで十分です。

充電 - 純正65W電源アダプターは優秀

はじめ、USB Type-C対応だから、スマホ用充電器で出来るかなと思ってQuick Charge 3.0対応な「ANKER PowerPort Speed 2」とUSB A to Cケーブルで充電させましたが、パソコンの画面に「パフォーマンスを最大限に高めるためには、より容量の大きい電源アダプターを接続してください。」っていうメッセージが表示されたりしました。
そこで純正65W電源アダプターをつなぐと、みるみる充電されていきます。 バッテリーファーストチャージ機能対応って謳ってます。 バッテリー残量50%近辺で、USB Type-C簡易電圧電流測定機で20V 3Aくらいが流れていました。
試しに、ANKER PowerPort II PD(定格20V 1.5Aほか)をつないでみると、「製品に付属のHP製電源アダプターを使用することをおすすめします。」って表示されました。
おとなしく純正65W電源アダプターを持ち歩くようにしています。

その他

Windows Hello対応の顔認証ログインが出来ます。
ディスプレイ上部に組み込まれているwebカメラが赤外線対応になっていて、暗い部屋でもカメラの両脇2箇所から赤外線を照射して顔を判定します。
もちろん通常のPIN入力なども出来ます。
「速効!HPパソコンナビ特別版」というのはパソコンの使い方の解説書でした。マイナビさん制作の同名書籍をHP向けにアレンジしているのかも。ちゃんと読んでない。
リカバリーメディアとしてUSBメモリに入ったものを追加してあります。再セットアップすることがないことを祈っていますが、なんとなくお守りとして。
本体に、WindowsやOfficeのライセンスに関わるシールが貼られていないことも、ラグジュアリー感を損なわずとても良いと思います。