m6u's blog

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実機レビュー:プラントロニクス(Plantronics) M70っていう片耳Bluetoothヘッドセットがとても良い

買いました、PLANTRONICS Bluetooth ワイヤレスヘッドセット (モノラルイヤホンタイプ) M70 M70-BR

なぜ片耳Bluetoothヘッドセットを買ったのか

世の中、完全ワイヤレスBluetoothイヤフォンが流行っていますが、通話用に特化した片耳ヘッドセットがほしいと思ったのです。

  • パソコン仕事をしながら電話したい。
  • 仕事関係者が、スマホの050 Plusに電話してきたり、LINE電話してきたりして、マナーモードにしていると気づかない。
  • 電話もしたいけど、周囲の音や会話も気になる。

ということで、両耳を完全に塞ぐ完全ワイヤレスBluetoothイヤフォンではなく、片耳Bluetoothヘッドセットがほしかったのです。

機種選定のポイント

こういう条件で探しました。

  • 昔から実績のあるメーカーさんにしたい。
  • イヤーハンガー(イヤーループ)は、耳のサイズが大きいために合わないため、イヤーチップの工夫で装着できるものにしたい。
  • 音声ガイダンスがほしい。
  • そして、一応音楽も聞けるといいな。
  • さらに、安いこと。

わたしの耳の構造上、国産メーカーの多くが採用している、外耳にぶら下げるためのイヤーハンガー(イヤーループ)ものはアウトなので、どうしても外国メーカーのものになってしまいます。
そして、実用的な製品を作っているメーカーとしては、Jabra(ジャブラ)とPlantronics(プラントロニクス)くらいしかなくて、かっこいいのは値段も高くなっていくので安いものをと買うタイミングを見計らっていたような感じです。

まとめよう、プラントロニクス(Plantronics) M70のスペック

  • 連続通話時間、最大11時間
  • 連続待受時間、最大約16日間
  • 連続待受時間(DeepSleepモード)、最長180日間
  • 充電時間、120分
  • 通信規格、Bluetooth V3.0
  • 対応プロファイル、A2DP,AVRCP,HFP1.6,HSP1.2
  • 本体重量、8g
  • 保証期間、1年間

早速使ってみた、プラントロニクス(Plantronics) M70

M70の充電はmicroUSBなので、付属の充電ケーブルじゃなくても汎用品でも使えます。
M70の電源スイッチはスライド式なので、オン/オフの誤動作も防げますし、オンだと緑のサインが見えるのも安心です。
M70の装着は、ぷにぷに感最高のイヤーチップが気持ちいいです。さすがに1時間とか越えてくると耳が痛いですけども。
M70にはパッと見では、マイクらしい穴が見つかりません。充電用microUSBポートくらいしか穴がないのですが、よくよく観察すると、先端の方(3分の1)に細くスリットが入っているようです。

M70の初期設定もかんたん

M70の電源を入れると、音声ガイダンスが始まります。
音声ガイダンスに使う言語(英語、日本語、韓国語)を選択するものです。
コールボタンという、一番押しやすいわかりやすい位置にある正方形のボタンを押すことで、アナウンス中の言語に固定できます。
続いて、ペアリングに移ります。
Androidスマホ上でスキャンの操作をしたり、あるいはiOSならBluetooth画面にもう接続可能なデバイスとして「PLT_M70」が見えているはず。
「PLT_M70」を選択するとペアリング完了です。

M70は音楽も聴ける

スマホで、Amazon Musicとかradikoとか使っても、その音声もM70越しに聞けます。
従来の通話用片耳ヘッドセットだと、音質が曇っていてAMラジオよりもひどいケースもありましたが、M70だと割と想像を超えていい音がします。
特徴的なのが、息遣いもしっかり伝わり高音域が聞き取りやすいのです。
そのため、LINE電話やVoLTEなどの高品質通話の音声も聞き取りやすく、今まで試したヘッドセットの中で最高と言いたくなるレベルです。
この品質で2,700円くらいって、ほんとうに良いんですか?と言いたくもなります。

M70は音声認識も呼べる

M70をiOS(iPhone)につなぐと、Siriに音声コマンドを送ることができます。
コールボタンを2秒位、「ポッ、ポッ、ポッ」を聞こえたらボタンを離すとSiriが反応します。
Android(HTC U11)でも試すと、音声認識に引き継げたのですが、電話帳によみがなを設定していないせいか全く使い物にならなかったのが残念です。
(まぁ、でも、電話を受けるためのものなので、そこはあまりこだわらないかな。)

M70の通話はとても良好

普通に電話するときの声の張り方でちゃんと声を拾っていて、相手にも伝わっていますし、相手からも違和感のようなクレームはついていないので、通話性能も最高品質と言えると思います。
上位機種にあるような、ノイズキャンセリング機能はないので、周囲が騒がしいところでは使いにくいかもしれません。職場で使うとか、停車しているクルマの中で使うというくらいなら問題ありません。

M70を紛失したときは「Plantronics Hub」でFind My Headsetで探そう

Androidスマホ限定ですが、「Plantronics Hub」というアプリが使えます。
アプリからM70の状態を取得して、バッテリー残量を知ることが出来たり、紛失時には音をM70から鳴らして探すこともできます。
ただし、DeepSleep状態になってると反応するのかなぁ、ペアリングしたスマホのそばに置いて約90分放置すると、自動的に節電モード(DeepSleep状態)になるようで、復帰するにはコールボタンを押さないといけないのですが。

コスパのいいM70だけど、弱点はあるのかな?

2,700円くらいで購入できちゃうコスパの良さがオススメポイントで、壊れたらまた同じのを買いたいくらいなのですが、それでも敢えて弱点を見つけるとしたらどうなるか。

  • Bluetooth V3.0なので、もっと新しいバージョンなら省電力性能が高くて待機時間を伸ばせるかもしれない。

ということで、もうちょっとBluetoothバージョンが新しいのを探してみます。

PLANTRONICS Bluetooth ワイヤレスヘッドセット (モノラルイヤホンタイプ) Explorer 500

M70と外見はかなり似ています。
グレーのとホワイトのと、バリエーションがあります。
Bluetooth V4.1なので接続性と省電力性も期待できそうですが、連続通話時間が最大7時間に目減りしているのは惜しいかも。
デュアルマイクを駆使したノイズキャンセリングも備えている模様。バッテリーをノイズキャンセリングに使われちゃ、連続通話時間が目減りしていても仕方ないかな。
充電ケーブルはストラップ形状にして、未使用時でも本体とつなげておけば紛失しにくいかも。