m6u's blog

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SONY BRAVIA KDL-32W700Bを買いました。その1。

 今までパソコンモニターにチューナーが入ったようなMITSUBISHI VISEO MDT221WTFっていうのをテレビとして使ってきて、一人暮らしを始めるのにあわせてカカクコムの「フレッツ光同時加入割引」を駆使して、SONY BRAVIA KDL-32W700Bを買いました。
 そんなわけで、アトランダムに感想を書き出してみます。

スタンドの取り付け、電源の接続

 印象としては、でっかいタブレット端末という感じ。 テレビってここまで板状に薄く作られているのかと感心しきり。 電源ケーブルを直接本体に挿すのではなく、ACアダプター経由でつなぐのでまるでノートパソコンのような、キーボードはないからそういう意味ではタブレット端末にしか思えなかった。
 付属のスタンドとは専用金具と専用ネジでしっかりとネジ止めして大した手間もなく簡単に取り付け。 重量も大きさの割に薄くて軽い(スタンド含めて7.9kg)ので設置も楽。 転倒防止のネジ止めバンドとか念が入ってます。 参考:「ブラビアは、転倒防止機能を全モデルに備えています
 ACアダプターはノートパソコン用のものと比べて非常に薄く作ってあるものの大きく、一見大きめのスマホに見えなくもない大きさ。

初期設定

 接続するものを接続したら、いきなりBSのNHK BS1だったかな、その映像が流れて、すぐに「初期設定するんやで」な表示に。
 郵便番号を入力した後に、地方−都道府県を選択させるのはアホですか? 郵便番号から逆引きしたら都道府県(の中継局)を調べたりしないもんなのかなぁ。
 今までのMDT221WTFのメニュー表示などがフォントが荒くて残念すぎたのだけど、BRAVIA KDL-32W700Bはさすがにきれいなフォントで演出もきれい。 本体下部のLED点灯も抑えめでよい。 所有欲をしっかりくすぐってくれますね。
 気になったのは、ネット接続の設定のところ。 無線LANルーターが「PR-500KI」っていうフレッツ光ネクストのホームゲートウェイ。 東日本電信電話株式会社とは書いてあるものの、「らくらく無線スタート」ボタンがついてます。 はじめはこれで設定しようとしたのですが、どうしても設定完了しきれなくて、結局無線LANのパスワードを手入力したり。
 でもこれは、他の「らくらく無線スタート」対応機器でもうまくいかないことがあったので、ルーター側の癖なのかもしれない。 わかんないけど。

テレビにそもそもソーシャル連携って必要なの?

 Facebookアプリがあって、タイムラインを見ることが出来るんだけど、一回しか使ってない。 「いらんわ〜。」
 「ソーシャル視聴」ボタンで、番組名やタレント名や放送局名にちなんだツイートを拾ってテロップ表示する機能があるけど、なんのインテリジェンスも感じない。 「いらんわ〜。」
 特にタレント名をキーワードに設定してしまうと、まとめサイトbotや動画サイトbotなどの無駄ツイートに汚染されて、全然番組と関係ない情報だらけになってしまう。 特定のアカウントをブロックする機能をつけろよと言いたい。
 放送局名にすると、地方の放送局じゃぁろくなツイートがないし。
 番組に対して「ナイス!」っていうのを付けられるんだが、つけようとするとFacebookアカウントを登録してFacebook上にシェアしてくれるらしい。 「いらんわ〜。」
 テレビを見てることをFacebook上に晒して何が楽しいのか。 そういう方向でFacebookを使っていない人にとっては完全に無駄な機能。
 ソーシャル視聴で何のメリットやインテリジェンスをもたらしたいのか、ソニーの開発者に小一時間問い詰めたい気分になった。

USB接続HDDへの録画機能はあくまで簡易機能なのであった

 同じ番組を毎週繰り返し録画させることもできる。 録画できるからには、これは当然の機能だと思う。
 しかし、買う前にはわからなかったのだけど、毎週決まった曜日の繰り返し録画を設定した場合に、もしも直前の放送が延長になったりして放送時間帯がずれても、どうやら追従しないらしい。
 繰り返し録画設定時に、その旨告知メッセージが表示される。 がっかりした。
 BDレコーダーやnasnePS3torneだって番組表データ(?)を活用して調整してくれるのに、なぜテレビの録画機能でそれを実現しないのか。
 せっかくそのために2TBのHDDを用意したのに、追従せずに録画漏れが発生しうる仕組みでは頼りがいがない。
 あとこれもホームページの仕様覧をしっかり見ておけばよかったのだけど、視聴用チューナーと録画用チューナーが完全に分かれているようで、2番組同時録画はできないとのこと。 観ていない時には2チューナー活用してくれればすごく助かるのに。
 ソーシャル連携なんかにリソースを割かずにこういう録画機能面を充実させたほうがユーザーにメリットが多いのに、なんでこう残念なんだろう。
 また、録画番組の早送りや巻き戻しがダルい。 PS3torneの体験には遠く及ばない。 せめて30秒・15秒スキップがあればラクなのに。再生中にリモコンの十字ボタンの上下で、27秒スキップができることが判明、これがわかって少しは楽になりました。
 そりゃーソニーさんもBDやnasneがあってそれらを売らないといけないんだろうけど。
 録画機能を備えるには、もうちょっと実用化レベルを引き上げて使いやすくしてほしいと思った。
 もちろん、ブラビアなのでnasne連携機能がしっかり入っているし、ソニー製BDレコーダーとも連携できるので、録画環境は改めて何とかしたいと思う。

視野角が当たり前に広くてうれしい

 元の「VISEO MDT221WTF」に比べても、立ったままでも寝転がってもまったく色が転ばないところが大変嬉しい。
 色も十分深みがあって見やすい。 明るさも十分。 スタンダード画質のままでも十分かなと今のところ思う。
 音質も、ちゃんと前に音が出てくる。 ただ、特定の音が刺さる感じがあるので、そこは何とかしたいと思うけど、サウンドバーみたいなのを導入する気は今のところない。
 赤外線リモコンの受光部が本体下部にあるようで、テレビをおいている台の下から操作しようとしても無視されることが多い。
 なので、Nexus 5にTV SideViewアプリを入れて連携させてみたり。 あまり活用できてないけど。