m6u's blog

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《arrows M02購入レビュー》arrows M02のGPS感度のお話:測位精度良好なれどバッテリーの消耗が気になる

 Apple iPhone 6 Plus富士通 arrows M02を比較した話になります。

FARM06007 [arrows M02 白]

FARM06007 [arrows M02 白]

屋内でも比較的GPS電波を拾っていることに驚くarrows M02

 iPhoneGPS感度がある意味おかしい気がします。 Wi-Fiを積極的に使って位置情報の補正に使っている印象があります。 測位開始時点で若干ずれた状態は静止していてもなかなか直らず、電波周りを一旦「機内モード」オン・オフしてリセットしないと直らなかったりします。 それはそれとしてWi-Fiが(アクセスポイントに接続していなくても)有効であれば、iPhone単体でカーナビが十分できる程度に精度が良い印象です。 ただし、Bluetooth接続GPS受信機であるGNS 2000の方が道路の車線も確認できるほどに測位精度が非常に良いというのがこれまでの実験でわかっています。
 ではarrows M02はどうかというと、GPSの感度はすごく良いです。 屋内で空が見えてない、スチール製ブラインドカーテンを設置していても、いい場合には4〜8個衛星を捕まえて測位精度12メートルくらいまで取れます。 ついでに言うと、加速度センサーや重力センサーなどは(中国勢や韓国勢などの安価な端末と違って)数字が極端に暴れることもなく、地図がグルグル回るようなことはなさそうです。

arrows M02でWazeを使う→測位精度の良さに感動すら覚える

 例えばこんな感じに。

 もう少し拡大してみるとこんな感じに。

 GPS受信機を増設することなく単体でここまでの測位精度が出ています。 道路編集が捗りますね。

不安はバッテリーの消耗→充電器の見直しが必要か

 arrows M02のバッテリー残量が50%切っている状況でWazeを使っていて、クルマでANKER製カーチャージャーからしっかり給電しているにもかかわらず、残量が徐々に減っていく現象が怖かったです。 ANKER製のごついバッテリーから繋いでも同様で。 表立って見えるアプリは一通り停止させてもその移動中には満充電にならず、しまいには用事が終わったタイミングで電源OFFにしてました。
 iPhoneはどんなに負荷をかけていても給電されていれば確実に残量は増えていっただけに、arrows M02をメイン端末に持ってくることへの不安があります。
 もちろん、2A流せるmicroUSBケーブルを選んで使ってますから、ケーブルや充電器のせいにはしたくないかな。 あとで電流値や電圧値を計測してみたい。