m6u's blog

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《arrows M02購入レビュー》マルチコネクションを試す→使わないかも

 arrows M02の設定→Wi-Fi→マルチコネクションとたどれば、Wi-FiLTE/3Gを両方使ってより速く高速に通信することができる「マルチコネクション」という機能が使える。
 これがどういう風にしてWi-FiLTE/3Gを使い分けているのか説明不足でよくわからない。 webブラウザの類であればすべてWi-Fi経由でデータ取得せずにLTE/3Gにも振って並行してダウンロードしているんだろうか。
 通信速度を測定するスピードテスト系アプリでの振る舞いを見ると、マルチコネクションを有効にするとわずかながら下り通信速度が向上する例を確認できた。 ダウンロード対象データを細切れにしてWi-Fi経由とLTE/3G経由に分散させているのだろうか。 上り通信速はさすがに向上しなかった。
 これでメリットあるのは、arrows M02に入れているSIMのデータ通信量に比較的潤沢な余裕が有る場合だろうか。 おおよその人たちは例えば数GBの月間データ通信量と決まっていて自分の使う分をわかって決めているはずなので、あまり余裕をもたせたりはしていないだろうと思われる。 私の場合はIIJmioのファミリーシェアプランなので10GB使えるし、自宅と職場にWi-Fiがあるので一人で10GBをなかなか使い切れず9GB以上翌月に持ち越している状態。 有り余っているので試しにマルチコネクションを有効にしているものの、アプリによってはこのせいでトラブルが発生したりする。
 例えば、「Video & TV Sideview」というアプリは自宅のBRAVIAと連携するアプリで、BRAVIAWi-Fi通信するのが前提になっているため、BRAVIAに送るべきパケットをLTE/3G側に放流されても誰も受け取れない。
 トラブルが発生する恐れのあるアプリは、マルチコネクションの設定画面の奥でアプリごとの有効/無効を切り替えておけばひとまず安心。 まぁ、トラブったら変えてみようかくらいの気持ちでいいかもしれない。
 とはいえ、Wi-Fi経由の通信が十分高速な場合は敢えてマルチコネクションを使わなくてもいいわけで、パケ代余らせるのがもったいないくらいの気持ちで有効にしているけど、使わなくていいかなと思っている。 Amazon プライムビデオの再生開始の時に映像が荒く表示される瞬間があるのだが、マルチコネクションのおかげで発生しづらい気もしたので。