m6u's blog

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iPhone 7/7 Plus、Apple Watch Series 2がQZSS対応していたなんて!

iOS 10.2以降、watchOS 3.1.1以降で正式対応になったようです

 「iをありがとう」さんによると、《【ニュース】iPhone 7/7 PlusとApple Watch Series 2が、日本の衛星測位システム QZSS(準天頂衛星システム みちびき)に対応。より正確な位置情報を取得可能に》とのことです。 
 北米系GPSとロシア系GLONASSの他に日本の上空を飛ぶQZSSに対応すると測位精度の向上が期待できます。

小ネタ:iPhoneでWi-Fi活用ジオロケーションサービスを使わない方法(かも?)

 《システムサービスにある「Wi-Fiネットワーク」を切ってもOK?》によると、「設定」から「プライバシー」→「位置情報サービス」と追って画面最下部までスクロールし、「システムサービス」内にある「Wi-Fiネットワーク」の項目をOffにすることで、位置情報の補正にWi-Fi情報を活用しなくなることや、周囲のWi-Fi情報を位置情報を伴ってApple側に送信するのを止めるようになるのだとか。
 Wi-Fi情報をGPS位置情報に絡めて収集し、GPS衛星からの信号が弱くても位置情報をおおよそ割り出すためのジオロケーションサービスは、GoogleやAppleが独自に展開しているのですが、GPSロガーなどたとえGPS衛星からの信号が弱くてもGPS由来の位置情報を正確に記録したいニーズにはこのジオロケーションサービスは邪魔になる時があります。 たとえばWazeに位置情報を記録するときにはなるべくジオロケーションサービスは切っておきたいので、ついに最新iPhoneでも純GPS測位が出来るようになったかと嬉しく思います。
 実際にその「Wi-Fiネットワーク」を切ってみたのですが、切る前とそんなに変わらないように見えます。 しかし、Android端末などにあるGPSドリフトが起きやすくなっている気がします。 位置情報がブレないようにWi-Fiネットワーク情報を活用して補正してしまうのを止めたからなのでしょうか。
 でも、どうなんでしょう、QZSS利用で測位精度が向上した情報をWi-Fiネットワーク情報とともにAppleに送信して活用されれば、ジオロケーションサービスの精度も少しは向上したりするのでしょうか。 iPhone 7/7 Plusユーザーが地元にも増えていけば、いずれは改善があるのかもしれませんがその恩恵をいつ得られるようになるかまではわかりません。