m6u's blog

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Firefoxの動作が重いときは、「about:memory」画面で軽く出来ます

Firefoxが64ビット版も出て軽快に動作する、はずが動作が重い気がする

何枚もタブを切り替えながらサイト閲覧などやっていると、いつの間にか動作が重くなってくるMozilla Firefox。
一日中ずっと立ち上げっぱなしのMozilla Firefoxなので、私の使い方だと朝から使い続けて昼くらいから夕方くらいまでにはだいたい動作が重くなってきます。
タブの切替が遅い、リンクをクリックしてもなかなか読み込まない、フォームのボタンの反応が悪い、など明らかに動作がおかしくなってきます。
一旦Firefoxを終了させて立ち上げ直せばもちろん解決するのですが、webシステムのデバッグ中などあまりFirefoxを終了させたくない場合もあります。
そういうときに、拡張機能など組み込まずにできる対策があります。

Firefoxの「about:memory」画面を使う

m6u.hatenablog.jp
過去にも紹介していましたが、動作が重いときはFirefoxのメモリ管理が腐ってきている状況なので、Firefoxの「about:memory」画面を使ってメモリのダイエットをしちゃいましょう。

URL入力欄に「about:memory」と入力する

「about:memory」画面を開きます。 私はブックマークツールバー上に登録していて、いつでも開けるようにしてあります。

「Show memory reports」の「Measure」ボタンをクリックする(任意)

一日中使い続けていたら、こんなにメモリを使っていたようです。 1,413.70 MBとか。
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「Free Memory」の「Minimize memory usage」ボタンをクリック

お急ぎの場合はこの動作だけで良いです。 「Minimize memory usage」ボタンをクリックすることで、Firefoxが握っているメモリのうち開放できる部分を手放して軽くなります。
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再度「Show memory reports」の「Measure」ボタンをクリックする(任意)

7つタブを開いている(Twitterとか動的に書き換わるコンテンツのタブもメモリを結構使う)とさすがにあまり開放できる部分が少ないですが、今回の場合 1,103.17 MBまで節約できました。
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もちろん、見ていないタブもなるべく閉じてから再実行してみると、901.42 MBまで節約できました。
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もっと楽にメモリ解放できるアドインがあるので、そういうのでもいいと思います。 でも、アドオンの追加によってメモリ使用量が増加する恐れもあるので注意が必要です。 例えばこういうのがありました:
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