m6u's blog

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無線LANルーターWN-AX1167GR2 (アイ・オー・データ機器製)を導入した話

結論としては、必要十分な高速性能(ただしクセが強い)

初期設定段階で無線LAN接続機器をフィルタリングする「ネットフィルタリング」機能や「Wi-Fiマモル」機能の有効化が出来て、2.4GHz帯(11n/g/b)だけでなく5GHz帯(11ac/n/a)も同時に使えて十分高速な性能を発揮できるWN-AX1167GR2はコスパ抜群でお勧めしたい無線LANルーターだと思います。
ただし、スマホから設定画面に入ると色気のまったくない簡素なスマホ用設定画面が表示され、トップメニューに戻るナビゲーションもなく、やや扱いづらかったのが一つ。
「Wi-Fiマモル」機能がクセが強くて、例えばAmazon FireTVをつなぐのにうまくつながらなくて「Wi-Fiマモル」機能をオフにしたら嘘みたいに通常通り使えるように鳴ったりしたので、個人的には「Wi-Fiマモル」機能はオフ推奨です。

きっかけは、プロバイダー乗換

今までスマホやタブレットで使っているIIJmioと抱き合わせるように「mioひかり」という光コラボレーションで自宅回線を使ってきました。
なんの工夫もせず普通に高スループットを叩き出す優秀な光回線として周囲にお勧めしたいくらいなのですが、やめることにしました。
「コストカットしたい」と思うようになり、一旦モバイルWi-Fiルーターで自宅回線を賄ってみました。 ……無謀でした。 既に有料無料の動画配信サービスや音楽配信サービスにどっぷり浸かっていてとてもやめられない。 Amazon FireTVを、Amazon Echo DotをモバイルWi-Fiルーター運用する訳にはいかない。
じゃぁもう一回「mioひかり」に戻るのか? それも芸がない。 どうせならキャッシュバックキャンペーンを引き当てて実質的な値下げを狙いたい。
価格.com プロバイダ料金比較」から「So-net光コラボレーション」を選び申し込みました。

「So-net光コラボレーション」を無線LAN機器なしで申し込んだ

光コラボレーションから別の光コラボレーションに乗り換えるのはけっこう大変です。
光コラボ回線が生きている間に次の光コラボを申し込んでしまうと、自宅に追加で光回線を引き込むと判断されて「派遣工事必要:工事費がっつり」になってしまいます。 光コラボ回線が停止・契約解除された後に工事日程を決めないといけません。 つまり、光回線が使えない期間が必ず1週間~10日くらいは生じてしまうのです。
特に3月や4月は引っ越しピークシーズンなので、電話工事業者側もバッタバタしてます。 いかに電話局内工事だけと言っても工事が立て込むと希望する日程通りにできないこともあります。 ホントに必要な人達のためにプロバイダー乗換は控えたほうがいいかもしれません。
さらには「無線LAN機器なし」で申し込んじゃって、今までPR-500MIっていう東日本電信電話株式会社製ホームゲートウェイ装置(ONUとルーターと無線LANが一台に大合体)だったのですが、大きさ的には半分以下かもしれないONUだけ届きました。 今どきのONUってUSB電源で動くんですね。
これまで、無線LAN機器レンタル費が毎月300円上乗せされて、たいして無線LAN電波がよく飛ぶわけでもないのに、ちょっともったいないなぁと感じていたこともあります。 300円×24ヶ月=7,200円くらいの予算で無線LANルーターを導入したほうが安いのです。

当初、モバイルWi-FiルーターAterm MR03LNで賄おうとしたけど、遅くて困った

Aterm MR03LN」というモバイルWi-Fiルーターは柔軟な無線LAN環境構築ができる機器で、有線LANも使える貴重なポジションに居るおすすめ機種です。
別売の専用クレードルと組み合わせることで、有線LANをLANに組み込むことが出来たりしますし、ONU経由で光回線を利用することも出来ます。 無線LAN機器を公衆無線LANにぶら下げることも出来たりする器用さもポイントです。
実際にIPv4 PPPoE接続の設定を仕込んで2.4GHz帯運用したところ、満足の行くスループットが出なくて「こりゃ無線LANルーター導入は確定だな」と思いました。

せっかくなので、IPv6 IPoE接続対応の無線LANルーターにしたい

予めSo-netの「「IPoE (IPv6) 」ご利用のご案内」を見て、IPv4 PPPoE接続由来の理由で遅くならないIPv6 IPoE接続をサポートしていることをSo-net申込み段階で掴んでいました。
しかし、ルーターに「IPv6ブリッジ (パススルー) 機能」が必要と書いてあります。 《2018年4月17日より、新しいIPoEサービス「v6プラス」の提供を予定》とも書いてあるので、「v6プラス」対応ルーターで選ぼうと考えました。
7,200円くらいの予算で「v6プラス」対応の無線LANルーターを探して、WN-AX1167GR2にたどり着きました。 注文当時6,100円で予算クリアでした。

WN-AX1167GR2のおすすめポイント

ONUを平たく設置した上に、WN-AX1167GR2も平たく積んで稼働させてます。 「360コネクト」技術のおかげか、寝転がっても立ち上がっても問題なく電波を掴んでいるようです。

5GHz帯対応機器が揃っているなら、5GHz帯で使うべし

近隣の集合住宅などから2.4GHz帯の電波が結構飛んでくるせいか、それともWN-AX1167GR2の2.4GHz帯の仕様が平凡な300Mbpsだからなのか、今ひとつスループットが伸びませんでした。
試しに5GHz帯接続したら、以前のmioひかり同様に下り110Mbps以上が出て、性能が十分高いことが証明されました。 IPv4 PPPoE接続のままでも差し支えないとわかりホッとしました。

弱電波子機強制切断機能がステキ

自室では5GHz帯を駆使して快適インターネット生活なのですが、ちょっと離れた駐車場まで2.4GHz帯の電波が届いてスマホがなかなかLTE回線に切り替わらなくてイラッとしました。
ところが、「弱電波子機強制切断機能」を有効にしたところ無線LANの電波をいつまでも引きずることがなくなり、快適になりました。 こういう機能が当たり前のように組み込まれるようになってほしいなぁと思いますね。