P905iでは普段ibisBrowserDXNBを使ってmixiとかアクセスしている。 ibisBrowserはiアプリのフルブラウザであり、スタイルシートを解釈して表示が比較的荒れにくいため、かなり重宝して使っている。
ibisBrowserDXNBは最新の機能を実験的に組み込んだ開発版で、何か不具合を起こすことが多いといわれるものだ。 けど、あまり気にしないで使っている。
iBisBrowserDXNBでmixiにログインしてホーム画面を開いて一通りチェックした後は、元のホーム画面に戻ってアプリを終了させないままP905iの画面を閉じることがある。 アプリを終了させてしまうとmixiのログイン画面からやり直しになるため面倒に思うからである。
やった本人が半ば忘れた頃に、P905iを開くと、ibisBrowserDXNBが立ち上がりっぱなしになっている。 そのまま使おうとして驚くのが、上下左右のボタン操作がおかしくなっているのである。
web画面のブラウズには、上下左右ボタンは広大なwebページののぞき窓を移動させるようなスクロール操作になるのだが、ものすごい速さで一瞬のうちに上端下端左端右端にかっとんでいく。 狙った場所が見られなくなっている。
なにか設定が飛んでしまったのかと思って設定画面を開こうとすると、上下ボタンによるメニュー項目の選択がものすごい速さでカーソルが移動して1回押しただけで不安定に5個先だったり行き過ぎて2個後ろだったりとまともに選べない。 テンキーを押すことでメニュー項目を選べるので、かろうじてカーソル速度設定画面を開く。 設定は壊れていない。
一度アプリを終了させ、もう一度同じibisBrowserDXNBを立ち上げると、現象は改善されていない。 P905iの電源を一度切って、それからibisBrowserDXNBを立ち上げると完全に治る。
つまりは、P905iのjava実行環境って、アプリを終了させてもずっと引きずるんじゃないかって思える。 アプリの側が不細工なんじゃなくて、何かしらjava実行環境側でメモリリークとか起こしているのを、電源を切らないと復旧できないということなんだと思う。
ケータイのアプリ開発は、なにかと難儀ですね。