m6u's blog

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ファームウェア更新を簡単に考えすぎるオリンパスとパナソニック

 「オリンパス、14-42mmと40-150mmの最新ファームウェア」より。
 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6と、ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6の2本に対して、これで発表しているファームウェアを適用すると今度発売するE-420で「イメージャAF」が利用できるようになるんだとか。
 ファームウェア更新に必要になるものは、「OLYMPUS StudioまたはOLYMPUS Master」と、オリンパスフォーサーズ規格デジタル一眼レフカメラだったりする。 レンズをつないであるオリンパスデジイチをUSBケーブルでパソコンとつなぎ、OLYMPUS StudioやOLYMPUS Masterからソフトウェア更新をかけるとカメラ情報やレンズ情報から自動的に探してくれ、ダウンロードまで面倒を見てくれる大変ありがたい機能だったりする。
 けど、考えてみれば、フォーサーズ規格なのでオリンパス製レンズZUIKO DIGITALを互換であるパナソニックデジタル一眼レフにつないで楽しんでいる人は、こういうファームウェア更新機能を利用できない。 せっかくの互換性で相互に融通できる規格なのに、なんともお粗末な話だなと思う。
 パナソニックデジタル一眼レフカメラDMC-L10でやっているライブビュー時のイメージセンサーにおけるコントラスト検出方式AFと、今回のE-420で採用するイメージャAFでレンズに求める機能が互換性があるらしい。 もう少し技術提携の度合いを深めて、パナソニック製レンズのファームウェア更新をオリンパス製カメラから出来るようにしたり、逆にオリンパス製レンズのファームウェア更新をパナソニック製カメラからできるようにしてほしいと切に願う。