NTTドコモは、iモード端末向けのパケット通信料定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」を4月1日に改定し、携帯電話をパソコンに接続して、モデム代わりとしてデータ通信した場合も定額対象にする。あわせて同社では、全てのパケット通信定額サービスで、ヘビーユーザーの帯域制限を実施する。
《改定後の「パケ・ホーダイ ダブル」では、制限なしで各種アプリケーション・Webサービスが利用できる》のは嬉しいけど、《混雑する場所、時間帯に加え、過去数日間という直近の利用実績を参考にネットワーク制御を行う。基準は明示しないが、利用状況を見ながら柔軟に対応していく》ということなので、どういう利用の仕方をすればいいかわからなくなってしまう。
そして困ったことに、モバイルでの大容量高速通信手段をFOMAでは得られないことになってしまう。 《パケット通信料割引サービス「パケットパック60」「パケットパック90」は3月31日で新規受付を終了》ということで、今までFOMAでのネット接続を遠慮していた層がどっと押し寄せ、都会では強烈な帯域不足や帯域制限で実行通信速度がかなり落ちてしまうんじゃないかと心配になる。
私も電話・iモードなどのためにFOMA P905iを持ちつつも、定額通信サービスとしてイーモバイルS11HTやD02HWでやりくりしている。 パケ・ホーダイ ダブル改定後にどうなるかをよく見て大丈夫そうならイーモバイルを切ってコストを抑えたいような気がする。 けど、どういう基準で帯域制限がかかるかがわからない以上、安易にイーモバイルを解約できないかなと思える。 注意が必要だ。
