m6u's blog

便利な製品・サービス・アプリを見つけては、その評価を書き続けるブログ

カーナビとWazeの違いを考える

地図データの鮮度の違い

 Wazeなら地図データをいつでも誰でも直せる。 新しい道路ができたり拡幅工事で道路のつながりが変わったりしても、誰かが直せばみんなが新しい道路をいち早く知ることが出来て嬉しい。
 逆に言えば、誰も直さなければいつの頃のデータなのかわからないへんてこな地図データ上でナビのルート探索も利かず地図がグルグル回りながら走行することになってしまう。 都市部はそこそこWazerがいてWazeの目指す道路の情報共有が出来ているのかもしれないけど、過疎部は進行方向不明の道路だらけでろくにナビが使えなくて、結局別のカーナビアプリを使ってしまう。
 カーナビアプリは、(アプリによるのかもしれないけど)4ヶ月〜半年くらい前に編纂された地図データが入っていて、おおよその幹線道路は押さえられているし高低差や勾配がきつい道路は(なるべく)避けてくれるし、まぁまぁ使える。 しかし、新しく出来た道路が地図データに反映されるのに何ヶ月も待たされるし、特に人の往来が少ない過疎部で一度間違った地図データが入るとなかなか直されず極稀に道路のつながりがおかしかったりして困る。

「カーナビでいいじゃん」という人はカーナビの不便さを忘れているだけ

 友人に多いのですが、例えばクルマにカーナビをつけるとか、スマホなんだからカーナビアプリでいいじゃんとか、よく言うんです。
 そこで説明するのは地図データの古さで困ったりしたことを忘れていいるんじゃないかなと。 新しく出来た道路が反映されてなくて曲がるか曲がらないか困ったりしたのを忘れてたり、カーナビ通りに行ってみたら移転してたり、他にもカーナビを叩き壊したい思いをしたことを忘れているんじゃないかと。
 Wazeで最新の地図データを作っておけば、自分の行動範囲はまず困らなくなりますし、地道に更新活動している他のWazerさんのお陰で遠出も便利になるし。 WazeアプリからGoogleYahoo!の検索をして目的地を引っ張ってこられるので、新しい情報にも対応しやすい。
 倹約家の方にありがちなのが、カーナビがメーカー純正ナビだったりすると、最新データへの入れ替え費用が高くて更新していない場合。 Wazeならルート探索時にサーバー上の最新地図データで調べてくれますよ。

みんなが使えばどんどん良くなるWazeを使って欲しい

 地図データを直して自分の周りを良くしていけば、みんなが助かるみんなが幸せになるっていう理想に惹かれてWazeを使っていますが、願わくばもっと多くの人に使ってほしいものだなぁと思うのです。
 地図データに関して、みんなが目を光らせていれば望ましくない直しだって見つけて直せるはずですし。
 国道とか県道とかの道路規格とは別に標準的な走行速度に基づいて道路種別を選べば時間優先のルート探索も狂いにくくなるし。
 便利で使いやすくするためにも日本でWazerさんがもっと増えて欲しいもんだなぁと思うところです。