m6u's blog

便利な製品・サービス・アプリを見つけては、その評価を書き続けるブログ

ローソンで何で支払うか問題

LAWSON|ローソン公式サイト

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ローソン公式サイトの例
毎日のようにローソンに足繁く通う人なのですが、ローソンでのお買い物を少しでもお得にするためにどうしたらいいかってのを考えて、今のところdカード&dポイントに落ち着いています。

ローソンでドコモのdカードをつかうとどうなるか

info.d-card.jp
dカード決済で、3%オフになり、1%ポイント還元されます。
dカードに付帯するdポイントにポイントを貯めるようにすることで、さらに1%ポイント還元されます。このときもしもpontaカードを提示していれば、この1%分はありません。
これらを通じて「5%おトク」というのだそうです。
以下、机上での計算ですが、本体価格1,000円消費税8%として、3%オフなら本体価格970円になり、税込1,047円(小数点以下切り捨て)が決済額になるかと思います。これに対する2%は20ポイント(20.94)になるのかな。実質的に1,047-20=1,027円になるのかな。通常1,080円なので、0.95くらいなので確かに5%おトクっぽい。

dカードのメリット

dカードはドコモが発行しているのでケータイがドコモじゃないと使えないのか?というとそんなことはなく、ケータイの契約に関係なくdカードは作れるのです。
dカードは入会費無料、年会費初年度無料で、前年に一度でも使えば年会費無料ということなので使い続けていれば維持費としては無料ですみます。
dカードの裏面にdポイントカード情報も付帯していて、別途dポイントカードを持ち歩かなくてもいいですし、ローソンになるキオスク端末Loppiにdカードを通すと普通にdポイント会員だと認識されます。もしも先にdポイントカードを作っているのであれば、dカードのdポイントにまとめてしまうと管理がラクです。
dカードにはICチップが付いておりクレジットカードとして決済するときもセキュリティ安心です。
dカードはApplePayに登録ができて、iDを指定すれば非接触決済をiPhoneやApple Watchなどから出来ますし、じつはdカード単体でもiD決済できます。
ちなみに、SIMフリースマホにMVNO回線でおサイフケータイにiDとして登録しようとしたら、dカードは出来ないようです。SIMフリーなiPhoneにはWalletアプリ上でApplePayに登録できたのですが。

ローソン銀行のローソンpontaプラスカードをつかうとどうなるか

creditcard.sp-lawsonbank.jp
ローソンpontaプラスカードは、通常のpontaポイントを貯める100円毎に2ポイントの他に、ローソン以外も含めた利用額に応じたポイント割増で、ロー新系列店で最大100円毎に4ポイントまで行くようです。
毎月一定額支払うインフラ的サービス(公共料金の引き落としや月額サブスクリプションなど)の支払にローソンpontaプラスカードを充てて、月間4万円以上使っていれば2STAR(★★)のステージランクとなり、100円毎に2.5P還元されることになります。家賃の引き落としもまとめらて、月間8万円以上使っていれば4STAR(★★★★)のステージランクとなり、100円毎に4P還元されることになります。
以下、机上での計算ですが、本体価格1,000円消費税8%として、税込1,080円に対して43P(端数切り捨て)つきます。実質的に1,080-43=1,037円で0.96で4%のおトク。ちょっと弱い。

ローソンpontaプラスカードのメリット

入会キャンペーン、つよいですね。5つの条件をクリアすれば最大7000ポイントゲットできるけど、

  • 会員専用WEBサービスへの登録→500P
  • WEB明細チェックへの登録→500P
  • ご入会から3ヶ月後の末日までの期間に合計5万円以上のお買い物→3000P
  • 電気・ガス料金の引き落とし→1500P
  • ケータイ料金の引き落とし→1500P

そこまでやって、それかぁ・・・。
クレジットカードの機能としてはMUFGカードと同じっぽいですし、リボ払いやキャッシングやETCカードもできます。ショッピング保険もついてる模様。

OrigamiPayだとどうだろう

Origami Pay

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Origami Pay公式サイトの例
QRコード決済サービスのOrigamiPayもローソンで使えます。
たまにオフクーポンが配布されるので、お得に使えることがあります。
例えば今なら、5月26日まで使える「10%OFF」クーポンがあります。クーポン券なので、一度使うとそれっきりですが、金額が高くなりそうなお買い物のときにオフ率を駆使してお得にすることが出来ます。
以下、机上での計算ですが、本体価格1,000円消費税8%として、税込金額1,080円。これに10%OFFクーポンを適用して決済すると、108円割引になって972円の支払いになります。

Origami Payのメリット

Origami Payは毎月何かしらのキャンペーンをやっていて、特定の店舗(チェーン店)やすべての店舗で使える、定額オフ(¥50とか)クーポンやオフ率クーポン(10%OFFとか)がもらえます。
例えば、吉野家限定で190円OFFするクーポンなんていうのもありました。
最近はプレミアムフライデー限定のクーポンもありました。
Origami Payは基本的にクレジットカードの登録が必要ですが、特定の銀行口座を登録して使うことも出来ます。例えば、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、イオン銀行ほかいくつかの地方銀行です。
Origami Payは残高という概念がなく、支払いのときに登録クレジットカードもしくは銀行口座に即座に請求がかかります。プリペイド式ではないため、他の目的に使えないマネーが生じないメリットがあります。
Origami Payアプリ内にOrigamiマーケットというセレクトショップみたいなものがあります。2019年1月まではOrigamiマーケットで商品を購入するとOrigamiポイントというので還元されていましたが終了しています。
Origami Payに登録できるクレジットカードが幅広く、例えばKyashバーチャルカード/リアルカードも登録できます。私はKyashを使うためにOrigami Payを使っているようなところがあります。
Origami Payは維持費もかからないし、いつでもやめられると思うので、入れておいて損はありません。

「なんで2台もスマホを持ってるの?」と聞かれることが多いので、理由を考えてみた

導入

現在、Apple iPhone 7 Plusと、HTC U11の2台持ちをしているんです。
ふつうをどこに基準を置くかによって変わってきますが、多くの人にとってはスマホを1台持っているかどうかが重要であって、2台も持つ意味がわからないらしい。
わざわざ大枚叩いて2台入手して使っているのか、単にどっちも使ってみたいからっていう理由だけではない理由を、記事にまとめてみようと思います。

両機種の比較

Apple iPhone 7 Plusとは

iPhoneの画面が大きい方です。 防塵防水仕様です。 そしてオンラインのApple Storeで購入したSIMフリー版です。 いわゆる格安SIMが使えて、ドコモ系、au系、ソフトバンク系ほか様々なモバイルネットワークを利用できます。
それだけじゃなくて、背面カメラセンサーが2つあって広角と望遠を切り替えて使えるとか、写真・動画の性能もこだわってるっぽいです。
その他、Felicaに対応しているApple Pay対応でもあります。 おサイフケータイそのものではなく、あくまでApple Payとしてウォレットサービス類(プリペイド式電子マネー、ポストペイ式電子マネー)に対応していたり、Apple Walletとして会員サービスに対応したり、これらは現行最新機種iPhone Xs/Xs MAXにまで通じるものです。

HTC U11とは

Android 8.0採用のスマートフォンで、防塵防水仕様です。 台湾に本社を置くHTCというメーカーの製品です。
背面カメラセンサーが1つしかありませんが、あまりデジタル処理でごまかしが加わることのない素直な描写が好印象のカメラ性能です。 動画撮影すると3D音源として記録してくれる模様。
当初、auからHTV33の名前で発売され、ソフトバンクからも発売されましたが、のちにメーカー公式直販サイトやMVNOからSIMフリー版として発売されたものをわたしは使っています。
USB Type-Cを採用していて、Quick Charge 3.0対応充電器を使うと急速充電できます。
USB Type-Cでつなぐ純正イヤフォン「HTC Uソニック・ハイレゾ」を使えば、ノイズキャンセル機能を使いながらハイレゾ音源を楽しむことができます。
Felicaを内蔵しおサイフケータイサービスを利用できます。 Google Pay(G Pay)にも対応します。

採用OSが違う、だけじゃない、それぞれの違いとは

どっちもFelica内蔵で、非接触決済サービスが使えるという意味においては同じに見えますが、明らかな隔たりが感じられるほど違いがあります。

プリペイド型電子マネーは、Androidおサイフケータイが有利

MVNOなSIMを使っているAndroidおサイフケータイでも、楽天Edy、Suica、nanaco、WAONが設定できます。
一方、iPhoneはSuicaしか設定できません。

クレジットカード(iD/QUICpay)は、iPhoneが有利

m6u.hatenablog.jp
過去記事でも触れましたが、MVNOのSIM(いわゆる格安SIM)を使っているために、Androidスマホのおサイフケータイとして利用できるサービスが制限されています。 手元のクレジットカード類をiD/QUICpay設定しようとしても拒否されます。
しかしiD/QUICpayの利用は、MVNOのSIMを使っているiPhoneでなら設定可能なので、プリペイド型電子マネーに興味がなければiPhoneを使いましょう。

ポイントサービス(会員サービス)は大差ない

ポイントサービス本営側が整備している仕組みに、店舗側が対応しきれていない面が見えてつらいです。

Tポイント

Androidおサイフケータイに非接触式モバイルTポイントとして設定できます。
しかし、すべてのTポイント対応店舗がFelicaなTポイントに対応しているわけではなくて、例えばファミマでは非接触式Tポイントは対応していないのでバーコードかカードを使うしかありません。

pontaポイント

最近、Apple Walletに対応して、LAWSONでの支払のときに「Apple Payで支払います」と伝えればかざすのが一回で済むようになりました。
LAWSONでpontaポイントを貯める人はiPhoneを使いましょう。
しかし、汎用的な方法としてはpontaアプリでバーコードを表示させて使った方が間違いないです。

dポイント

例えばdポイントもバーコードのほうが無難です。
dカードのクレジットカードがdポイントカードとしても機能するので、カードの出し入れが面倒でなければ、むしろカード1枚で会員認証してポイントを貯められて、支払もカード単体でiD決済できて便利なのかもしれません。

スマホを1台で済ませられそうだけど、2台維持している理由

もちろん、どっちが1台で済ませることもできると思います。 どっちでも、ポイントアプリを立ち上げてバーコードを表示して読み取らせてから、それぞれの非接触決済サービスの名前をコールして決済するだけなので。 切り替えが面倒なので、一度の読み取りで済めば楽なのですが。
けど、Androidおサイフケータイ向けキャンペーンとか、Apple Pay向けキャンペーンとか、Google Pay向けキャンペーンの恩恵をそれぞれ受けられます。
それらのキャンペーンは、電子マネーにチャージできるギフト類だったり、ポイントサービスへのボーナスポイントだったりとまちまちですが、それらに応募してポイントを集めて生活の足しにできるのが嬉しいです。

通販サイト系クレジットカード類も網羅

AmazonはAmazon Mastercard、Yahoo! JAPANは、Yahoo! JAPANカード、楽天市場は楽天カード、ドコモユーザーじゃないけどdカードと使い分けてます。
とくにdカードはdポイントと強力に結びついていて、ふだんよく使うLAWSONでの買物で約5%相当のお得感があります。
ついでにコンビニで行くと、ふだんよく使うデイリーヤマザキが楽天スーパーポイントに対応したので、楽天Edy支払してポイントの二重取り(楽天Edyへのチャージに楽天カードを使って楽天スーパーポイントが貯まり楽天Edy決済したときにも楽天スーパーポイントが貯まる)ができます。
近所のお店で手に入らないものは通販サイトで取り寄せますが、迅速な発送が期待できるAmazonでAmazon Mastercardを使ってAmazonポイントを貯める格好になってます。
他にも、楽天ポイントクラブだとか、dポイントクラブなど、ポイントばら撒きキャンペーン系を細かくチェックして期間限定ポイントなども獲得できれば、買物の足しになります。
ポイントばら撒きキャンペーンの類に応募すると、急にメルマガが増えてメールを圧迫し始めるので、メールの管理も豆にやります。(何日か経ってからメルマガ解除を仕込む。)

スマホ、電子マネー、クレジットカード、ポイントカードを上手に使うために

それぞれ賢く使っていかないといけないんだなぁと思うわけです。

  • ラッキータッチ : フェリカネットワークスさん提供のAndroidおサイフケータイ向けアプリサービス。 楽天Edy、nanaco、Suica、WAON、dポイントに対応していて、その日にそれらで決済するとゲームに参加でき、ゲーム結果に応じてポイント還元してもらえます。 楽天Edyだと1円分とかですが、まれに倍増キャンペーンしてたりするので、侮れません。
  • もらっトク!モール : フェリカネットワークスさん提供のAndroidおサイフケータイ向けwebサービス。 ここを経由して通販サイトで購入したり、資料請求したり、新規会員申込みをしたりすることで、希望するポイントサービスにポイント還元を受けることができます。 先日開催されたキャンペーンでdポイント5千円分いただきました。

他にも、私の知らないポイント還元サービスがあるでしょうから、探してやってみるのもいいかもしれません。

Kyash体験記 ~ キャッシュレス生活の大本命

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Kyashとは何か?

kyash.co
詳しい説明はKyashさんのサイトを観てもらえばいいと思うので割愛する。
私の言葉で表現するならば、現金の弱点を補うに余りある便利にお金が回るサービスって感じる。

Kyash上のマネー残高1円は現金1円と額面上は同じ価値を発揮するが、Kyashを経由して使うことで体験的な価値は1円以上に感じる。
Kyashを経由した支払や請求には手数料がかからない入会金も年会費も一切かからない。手数料商売が横行する世の中で、こんなサービスはとても画期的。
対応スマホとSMS認証可能なSIMがあれば、Kyashアプリをスマホにダウンロードしてすぐに使い始められる。 AndroidでもiPhoneでも。 マネー残高ゼロ円にしておけばいつでも退会できる(友人が試しに使ってみて、マネーの送受信をして面白がった後、送ったマネーが返金されて解約するところまで見届けたので間違いない)。

Kyashを介したマネーのやりとりは、Kyashアプリですべてチェックできる。決済がかかった瞬間にプッシュ通知が届くし、月間支出額もひと目で分かる仕組み。 常に使いすぎてるなぁ、でも便利だから仕方ない、みたいな。
Kyash上のマネー残高は現金として引き出すことはできないので、厳密には現金のような自由さはない。

しかし、KyashにはVisaカードとしてのクレジットカード(プリペイド式)の側面があり、ネットの買物やリアルでの買物などの支払手段として使える
Kyashリアルカードを申し込めば、店頭でのクレジットカード決済に使うことも出来る。 チェーン店のコンビニや飲食店などクレジットカードが使えるお店で支払に使える。 申し込んでも2週間位待たされたりもするし、名前が「KYASH MEMBER」って怪しさ満点だけど使える。

Kyashマネー残高へのチャージはクレジットカードを登録しておけば不足分を自動的にクレジットカードに請求するプロキシーカードのようなこともできてしまう。クレジットカードを登録しなくても、他人からマネーを送金してもらったり、銀行ATMのペイジーで現金チャージしたり、セブン銀行ATMで現金チャージしたり、ファミマやローソンなどで現金チャージしたりも出来る。通勤や通学の途中、普段の生活圏で無理しない使い方が出来る。

ここに最も注目してほしいのだけど、Kyashを経由して支払に使った金額のうち2%がキャッシュバックされてKyash残高にチャージされるのもお得感がある。今どきクレジットカードのキャッシュバックやポイント還元が1%前後のサービスが多く、還元率が高いものは入会費や年会費が高かったりするので、少しでもお金をオトクに使いたい人には特におすすめしたい。 Kyashで2%キャッシュバック、AmazonMastercardクラシックで1%Amazonポイントバックで運用しているけど、楽天市場が好きなら楽天カード、Yahoo!が好きならYahoo!JAPANカードなど好きな還元率の高いクレジットカードを使えばいい。 ゴールドでもブラックでもお好きなように。

最近KyashはGooglePayに対応した。 これについては後で触れる。

個人間決済ができて手数料がかからない

友人との間で飲食店などの支払いをまとめてする場合を例に上げる。
自分の分の支払いをその場で現金で渡さないと落ち着かないのだが、渡すにも細かいお金を持っていない事が多い。
次にいつ会うのかわからないと迷惑をかけたりしてしまう。
わざわざ銀行振込するほどの額じゃないけど、気持ちが落ち着かない。
そんなときにKyashが使える。
Kyashを使えば1円単位で請求も支払も起こせるし、請求や支払の確定までは若干の猶予をもたせられたりするし、いやなら拒否もできる。
そんなに便利なら手数料がかかっちゃうんじゃないかって思われるけど、かからない。
お互いにFacebookアカウントを持っていれば相手がKyashを使っていなくてもKyashで請求を上げることができたりもする。

ネットの買物に使える

KyashのVisaバーチャルカードやVisaリアルカードの番号で、ネットでの買物の支払に使える。
AmazonはAmazon Mastercardを使うし、ヨドバシ・ドット・コムはゴールドポイントカード・プラスを使うし、楽天市場は楽天カードを使うし、Yahoo!ショッピングなどはYahoo!JAPANカードを使うのでそこは動かさず、他のECサイトでKyashを使っている。
具体的にはZoffオンラインストアLINEモバイルで使った。
使おうとしてダメだったケースもある。 格安SIMのIIJmioは登録できなかった。

リアル店舗での買物に使える

Kyashリアルカードを発行すれば、リアル店舗での買物にも使える。 大手チェーン店のコンビニや飲食店などクレジットカード決済端末を構えていれば使える可能性が高い。
Kyashリアルカードでの決済も、すぐにKyashアプリにプッシュ通知でどのお店でいくら支出したかがわかるのは安心感がある。
しかし、稀に決済できないことがある。 旅行先での宿代、土産物店での土産代など、大手チェーン店ではないような中小店舗では微妙かもしれない。
ガソリンスタンドでの給油もダメなことが多い。 ガソリンスタンドはプリペイド系クレジットカードに対応していないのかもしれない。
スマートに決済したくてKyashリアルカードを作って使おうとしてオーソリが通らないと、とてもがっかり。 叩き割りたくなるけど我慢して、ポーカーフェイスで別のカードで支払う。

GooglePayに対応し、QUICpayが使えるところで使えるようになった

Kyashリアルカードが使える場所が少ないと残念がっていたときに、GooglePay対応の朗報が救ってくれた。
Google Payへの登録前に確認することを必ず読んでほしいのだけど、使用できる条件がちょっと厳しい。

  • おサイフケータイに対応していること。
  • Android OS 5.0以上であること。

うちのHTC U11はもちろん対応していた。 おサイフケータイを使いたくてわざわざ指名買いしたくらいなので。
NFC対応しているスマホならどうなのかというと、多分無理。 おサイフケータイの通信方式FeliCaはソニーが開発しJIS規格(JIS X 6319-4)になったもので日本やアジアの一部でしか通用しない。 グローバル機種でNFC対応っていうと大抵ISO/IEC 18092 TYPE-AやTYPE-Bのみ対応だったりするけど、FeliCaはISO/IEC 18092 NFC TYPE-Fという違う規格だったりするし。 詳しくないけど!

最初に、AndroidだけじゃなくiPhoneでもKyashは使えるようなことを書いたものの、QUICpayを使うためにはAndroidである必要があり、おサイフケータイに対応している必要があるのでハードウェア的な準備が一気にレベルが上がる。 おサイフケータイに対応していれば、docomoやauやSoftBankじゃなくてもY!mobileでもUQ mobileでも、SIMフリー端末でもいい。
試していないため無責任なことを言うようだけど、中古のドコモのスマホを入手しておサイフケータイが使えるようにしてしまえば、案外使えるんじゃないだろうか。

おサイフケータイの上にQUICpayとしてKyashが使えるようになったことで、リアル店舗ではスマホをリーダーにかざすだけで支払ができるようになった。 これがとっても便利。 スマホの画面にはポイントサービスアプリ(例えばdポイントアプリやPontaアプリ)でバーコードを表示させておいてポイントを貯めつつ、「QUICpayで支払います」と店員に伝えてリーダーにかざせば2~3秒くらいで決済が終わる。

プリペイド式電子マネー(EdyやSuicaやnanacoやWAON)らで支払うとオンラインチャージなどがなければ一瞬で引き落とされるのと比べて、KyashなQUICpayでは決済端末がセンター側と何やら通信をする場面が生じる分ちょっと待たされるけど、問題なければほんの2~3秒で終わるので緊張は一瞬のみ。
Kyashリアルカードでオーソリが通らない場面があったとしても、QUICpay対応であればこっちの方が問題なく決済できちゃうので心理的に負担が軽い。 使えるコンビニ、飲食店、スーパーのセルフレジなど使いまくってしまう。

使いすぎ(?)注意!

QUICpay対応で絶好調な使い心地でいたのだけど、ある日を境に急に使えなくなってしまう。 QUICpayのオーソリが通らない。 Kyashリアルカードでオーソリが通らないときみたいな絶望感。
システム的なトラブルなのかなと思って一晩置いてみたものの改善されない。
困ったのでKyashアプリ内から問合せを起こしたら、ちゃんとKyash運営チームから返信があり、クレジットカード側で停止されていたとわかる。
すぐにAmazonMastercardヘルプデスクに電話して事情を確認したところ、セキュリティーが働いて止めていたことがわかり、解除の手続きを電話越しに行った。
Kyashはプリペイド式電子マネー(EdyやSuicaやnanacoやWAON)らと違って、マネー残高がゼロでも登録クレジットカードから不足分を自動的にチャージして支払に使えるのだけど、コンビニなどで頻繁に少額決済を繰り返したり、あるいは数万円規模の決済をするとクレジットカードに1万円ずつ請求がかかってしまったりして、クレジットカードのセキュリティーが働いて遮断されてしまう可能性があるということを理解して使わなければならない。

MFクラウド確定申告にも連携、少しでも確定申告に反映させる

支払周りはなるべくクレジットカードに集約して、クレジットカードをMFクラウド確定申告に連携させている。
電子マネーらもすべてMFクラウド確定申告に連携させている。
だからもちろん、Kyash経由の決済もMFクラウド確定申告に一旦上げるようにしている。
現金での支出は記録を残しにくい(レシートを紛失したり感熱紙レシートが消えてしまったり)ため、どこにどういう名目で支出したのかを管理できるのがとても便利に思える。
(年末までに目を通さなきゃいけない未仕訳が瀑増していそうで、年末がこわい)

総じて

ドコモのガラケー時代、おサイフケータイが始まったときから非接触通信方式によるキャッシュレス生活を続けていて、関東圏ではEdyとSuicaがあれば便利な生活に思えていた。
田舎に引っ込んでからはイオンとコンビニくらいしか使う場面がなくて、EdyカードとWAONカードを主にしたキャッシュレス生活をしていたところに、Apple Pay対応iPhone 7 Plusがやってきた。
かざすだけで使えたおサイフケータイよりもセキュリティーが高い一方で操作が煩雑で面倒に思えて、おサイフケータイよもう一度と思いHTC U11を併用し始めた。
Apple PayにはiD/QUICPayが使えるクレジットカードを登録し、おサイフケータイにはEdyと棲み分けをしていたところに、Kyashがやってきた。
つい最近までは、Apple Pay/iDやApple Pay/QUICpay経由での支払で生活をしてのキャッシュレス生活だったものの、Apple Payではポイントアプリとウォレットアプリの切り替えや、支払カード選択が必要などiPhone操作が煩雑なところが若干面倒だった。 アプリの立ち上げが5秒前後かかったりすると、店員とのあいだに微妙な空気がながれてそれがツラい。 店舗に入るとき、両方のアプリを立ち上げて点検しておくしかなかった。
今では、HTC U11で画面にはポイントサービスアプリのみ表示して、QUICpayで支払う場面はかざすだけで済むから、煩雑さが少し減ってラクになった。 店舗に入るときにポイントアプリを立ち上げるのが習慣づいた。

まだまだ始まったばかりのサービスで、青い絵面のクレジットカードに怪訝そうな顔をされたり、オーソリが通らないときに不審者だと思われたりする可能性もあるけど、これからも田舎に居ながらキャッシュレス生活として上手に使っていきたい。

《追伸》
もしよろしければ、投げ銭ください。 ブログの題材の足しになります。

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KyashのIDをQRコードで晒します

【追記:2019/09/14】10月1日からkyashポイントに移行して、魅力が半減
10月1日より「Kyashポイント」がスタート。同時にキャッシュレス・消費者還元事業によるポイント還元もスタート!
この記事をよく読むと、《これまで提供してまいりました「2%キャッシュバック」は2019年9月30日をもちまして終了させていただきます》とあり、2%キャッシュバック目当ての人にとって残念なことになりました。
つまり、還元率勝負の競争から降りて、利便性の追求に集中することになったとも言えるのかもしれません。
おサイフケータイつきスマホでKyashを設定すれば、QUICpayが使えるショップでかざすだけで決済できる優位性は変わりませんし。クレジットカードを利用した分のポイント還元と、kyashのポイント還元のダブルで受け取れることにも変わりありません。
もっとも、Kyashのポイント還元率はアプリ内のバーチャルカードでは0.5%に下がってしまうため、リアルカードを作って1%還元にすることをお勧めします。
(とはいえ、Visa LINE Payカードなんて1年間3%還元を謳っていたりするし、LINE PayもQUICpayに設定できるし、にんともかんとも。)

USB充電器はUSB Type-CかつUSB PD対応がスタンダードになりつつある

スマホやタブレット、ノートパソコンだって一つの充電器で済ませられる時代になった

Android系スマホやタブレットが、ゾクゾクUSB Type-Cという表や裏を意識せずブスッと差し込めるプラグを採用しています。

今後はUSB Type-Cで充電できる充電器があれば済む状況になってます。
さらには、ノートパソコンにもUSB Type-Cで充電できる機種が増えつつあります。

出先でスマホやタブレットやノートパソコンの充電が、一つの充電器で済ませられる時代になったと言えるのではないでしょうか。

USB Type-CかつUSB PD対応充電器を探せ

AC電源の充電器

「Anker PowerPort ll PD」は、USB Type-CポートでUSB PD規格の出力が行えて、従来のUSB Type-AポートでもANKER独自のPowerIQ 2.0規格でスマホやタブレットの充電が行える充電器です。
USB-C PD出力:5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5A、PowerIQ 2.0出力:5V/3A、9V/2A、12V/1.5Aを誇ります。
折りたたみ式の電源プラグを備えているようです。 持ち運びに便利そうですね!

J-Force 世界超速 Dual Charger JF-PEACE11も同様に、USB Type-CポートでUSB PD規格の出力と、USB Type-AポートでQuick Charge 3.0規格で出力できる充電器です。
USB Type-C : 5V/3A,9V/3A,12.0V/2.3A、USB Type-A(Quick Charge 3.0) : 最大18Wの出力を誇ります。
折りたたみ式の電源プラグを備えているようです。 持ち運びに便利そうですね!

モバイルバッテリー

「cheero Power Deluxe 20100mAh」は、USB Type-CポートでPD規格の出力が行えて、USB Type-Aポートでもcheero独自のAuto-IC規格で5V最大3Aで出力できるモバイルバッテリーです。
USB Type-C: DC 5-20V / 45W max. USB A :DC 5V / 3A, 9V / 2A を誇ります。

「MATECH DevlieryCell+ PB1703-UDC208BK」は、USB Type-CポートでPD規格の出力が行えて、USB Type-AポートでもQuick Charge 3.0規格で最大18Wで出力できるモバイルバッテリーです。
Type-C PD: 1個 5V/3A, 9V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A (45W)、Quick Charge 3.0 USB:1個 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A (18W) を誇ります。
(Amazonカスタマーレビューでのマイナス評価も読んだ上でご判断ください。)

なお、すべての製品は販売ページや商品ページに掲載されている情報を読み取っての掲載であり、動作確認などを自分で行っているわけではありません。 ケーブルの不良や充電器の不良で大事なスマホやタブレットやノートパソコンにトラブルが生じる可能性もあります。

HTC U11は、ハイレゾスマホとしてかなり良い

Android 8.0+HTC Sense+質実剛健なカメラ+ハイレゾサウンド+おサイフケータイのスマホ、HTC U11

P10 Plusをやめた理由

Androidスマホを、Huawei P10 PlusからHTC U11の乗り換えた。
P10 Plusを使い続けても良かったのだけど、Huaweiハイエンド端末の座は既にMate 10になっていたしもうじきP20の登場が告知されていたので、急速に興味を失ってしまったのが理由の一つ。
加えて、カメラの性能が好みではなかったからというのも理由の一つ。

HTC U11への期待は3つ

HTC U11に決めたのは、カメラの性能への期待と、ハイレゾサウンドへの期待と、おサイフケータイよもう一度というこの3点+防水性能だ。

カメラ

カメラ性能はDxOMark Mobileなどで評価されていたのを重視した。
複数センサーのP10 Plusはどうしてもデジタル臭い合成写真に折り合いがつかなかった。 AIを取り込んだMate 10やP20ならもっと良いアウトプットができるのかもしれないけど、どうせデジタル合成でしょと思えたら次を試す気にならなかった。
U11のカメラにはフルオートなモードもあるのだが、ホワイトバランス、露出補正、ISO感度、シャッター速度、ピント位置(手前~奥)の5項目を調整できる「プロモード」が備わっているのがこだわりを感じる。 コントラストの十分高い、ピントの芯があるキリッとした写真を作り出すことが出来て、U11のカメラは好ましい。

おサイフケータイ

MVNOのSIM(IIJmio タイプD)を使っていることもあって、dカードのiDを設定できなかった。 Yahoo!JAPANカードのQUICPayも設定できなかった。 事前のリサーチ不足のためにiD/QUICPayを仕込めず残念なのだけれど、ひとまず楽天Edyとnanacoを入れてみた。 しかし、日常的に使うのはiPhoneのApple PayでのdカードiDとYahoo!JAPANカードのQUICPay、クレジットカード一体型WAONなので、今ひとつおサイフケータイの便利さとは程遠い日常になっているのであまり触れないことにする。

サウンド、Uソニック・ハイレゾ

ハイレゾサウンドは、「HTC Uソニック・ハイレゾ」にて実現している。 専用オプション品である「Uソニック・イヤフォン」をUSB Type-Cポートに繋ぐことで、耳の音響モデルを計測した上で音の聞こえ方を補正してダイナミックさやリアリティさを引き上げてくれる。
Uソニック・ハイレゾの効果をOn/Offできるのだけど、もうOffでは聴けないほど良い音を鳴らす。 「アクティブ・ノイズキャンセレーション機能」も組み合わさっているので、テレビの前で音楽を聴いてみるとテレビの音声を意識することなく音楽に没入できるのがスゴい。
やや惜しいのは、Uソニック・イヤフォンの作りが甘いというか壊れやすそうなところだろうか。 見た目がとても安っぽい。 性能はいいのに、今ひとつ所有欲を満たさないのが惜しい。 端末がソーラーレッドという赤にもピンクにも見えてうっすらゴールドも入っているようなマジョーラカラーという美麗さに、Uソニック・イヤフォンが釣り合わないのが惜しい。

サウンド、USB-OTGケーブル経由でUSB-DACを使う

そして、AmazonからUSB Type-Cポートを活用するべく、USB 3.0対応なUSB-OTGケーブルを取り寄せた。

これを介して、iPhoneでも使っているUSB-DAC兼ヘッドフォンアンプであるENCORE mDSDを使ってみた。
ENCORE mDSD (Black)

ENCORE mDSD (Black)

U11のメディア音声を最大にしたらやっと聞こえ始めて、音量調節はmDSDで行うようにする。
「Uソニック・イヤフォン」で聴くのと負けず劣らずなかなか良い音を鳴らすではないか。
ちなみに、据置型USB-DAC兼ヘッドフォンアンプであるTEAC UD-301にもつないでみたものの音が鳴る様子はなかった。 ドライバーソフト不要で音を鳴らすタイプの製品ならU11から鳴らすことができるのではないだろうか。
お手軽さなら「Uソニック・イヤフォン」だが公式ショップでも在庫がないことも多く、好みのイヤフォンを使いたい場合はUSB-OTG経由のUSB-DACをお勧めしたい。